【徹底比較】ユニクロのエアリズムインナーの違いをレビュー|コットン?メッシュ?
今回は、ユニクロのエアリズムシリーズのメンズラインナップを比較していきます。
- エアリズムの種類が多くてよく分からない
- それぞれ何が良いの?
- 実際に着てみた感想は?
こんな疑問を解消できる記事となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください
ユニクロ エアリズムシリーズの概要
エアリズムは、テクノロジーの力を活用して汗を素早く乾かし快適な気持ちを追求した、ユニクロの大ヒット商品。
もはや"夏の国民服"とも言える、説明不要の商品ですね。
そんなエアリズムですが、年々アップデートが加えられており、そのラインアップも非常に多岐に渡るようになりました。
2023年の最新でのラインナップは、以下の3つとなっています。
- エアリズム
- エアリズムコットン
- エアリズム デオドラントメッシュ
エアリズムコットンシリーズに関しては、オーバーサイズタイプも存在しますが、本記事ではインナータイプに絞るのでレビュー対象外。
また、公式オンラインショップを覗くとマイクロメッシュというシリーズもありますが、こちらは現在生産停止しているとのことなので、こちらもレビュー対象外とさせていただきます。
それぞれの商品スペックを表にしてみると、以下のとおりです。
商品名 | エアリズム | エアリズムコットン | デオドラントメッシュ |
画像 | |||
価格 | ¥990 | ¥1,290 | ¥1,290 |
カラバリ | グレー、ブラック、ホワイト | ネイビー、ブラック、ホワイト※ | ベージュ、ブラック、ホワイト |
素材 | ポリエステル88%,ポリウレタン12% | 綿71%, ポリエステル25%, ポリウレタン4% | ナイロン86%, ポリウレタン14% |
サイズ展開(メンズ) | XS〜4L | XS〜4L | XS〜4L |
商品名 | エアリズム | エアリズムコットン | デオドラントメッシュ |
画像 | |||
価格 | ¥990 | ¥1,290 | ¥1,290 |
カラバリ | グレー、ブラック、ホワイト | ネイビー、ブラック、ホワイト※ | ベージュ、ブラック、ホワイト |
素材 | ポリエステル88%,ポリウレタン12% | 綿71%, ポリエステル25%, ポリウレタン4% | ナイロン86%, ポリウレタン14% |
サイズ展開(メンズ) | XS〜4L | XS〜4L | XS〜4L |
エアリズム
まずは"元祖"とも言うべき、エアリズムシリーズ(通常版)。
低価格ながら、化学繊維でシルクのような肌触りを再現しているのが特徴。
エアリズムコットン
お次はエアリズムコットンシリーズ。
通常版は化学繊維100%ですが、肌に弱い人には刺激になりやすいということで、その需要に応えるべく?天然素材のコットンをメイン使用したシリーズ。
また、こちらはTシャツとして着用することも想定されており、少し肉厚な生地感&ゆとりあるサイズ感となっています。
デオドランドメッシュ
3つ目はデオドラントメッシュシリーズ。
メッシュ生地になったことで、通気性や速乾性がより強化されたシリーズ。
また、デオドラントメッシュのVネックのみ、襟がシームレスになってますので、肌着として最も目立ち辛いタイプとなっています。
エアリズム各シリーズを比較
エアリズムシリーズ比較ということで、実際に商品を購入してきました。
エアリズム通常版は、半袖・グレー・Vネックを選択。
エアリズムコットンは、半袖・ホワイト・Vネック。
デオドラントメッシュは、半袖・ベージュ・Vネック。
サイズは全て共通でLサイズ。(179cm63kgの細身体型)
これらを元に、徹底比較していきます。
価格
まずは価格から。全て税込。
- エアリズム通常版:¥990
- エアリズムコットン:¥1,290
- デオドラントメッシュ:¥1,290
エアリズム通常版のみ¥1,000を切る価格。
肌着は毎日着用するもので、複数枚購入するのがデフォですから、この300円の差は大きく響いてくるはず。
とはいえ、そこはやはり機能性とのトレードオフ。着用した際の満足度を損ねては意味ないがありませんので、価格以外のポイントにも目を向けていきましょう。
生地感
お次に比較するのは生地感。
それぞれ使用されている素材としては以下の通り。
- エアリズム通常版:ポリエステル88%,ポリウレタン12%
- エアリズムコットン:綿71%, ポリエステル25%, ポリウレタン4%
- デオドラントメッシュ:ナイロン86%, ポリウレタン14%
エアリズム通常版は、ポリエステルがメイン使いされた生地。
"シルクのような"という謳い文句の如く、ツルツルスベスベな触り心地。
手で触ってみた時の感触は抜群なので、店頭で触れてみて一目惚れした方も多いんじゃないでしょうか。
エアリズムコットンは、やはりコットンによる厚み・柔らかさが特徴的な生地。
パッと見は、良くも悪くも普通の肌着感が溢れる…
しかし、ポリウレタンなど伸縮する役割の化学繊維も含まれていますし、エアリズムシリーズのノウハウも詰め込まれているでしょうから、そこら辺の肌着よりは機能性は上。
コットンの着心地が好き・かつ機能性も追い求める方には良い選択肢だと思います。
デオドラントメッシュはナイロンがメイン素材の生地。
通常のエアリズムに比べると、少しガサッとした触り心地。
しかしそのぶん肌離れも良いですし、メッシュによる速乾性・通気性も期待できますので、ベタつく夏には最適でしょう。
また、生地の厚みも伝えるため、それぞれの重量も測ってみました。
やはりデオドラントメッシュが一番軽く、エアリズムコットンが一番重いという結果。意外と差があって驚きましたね。
この重さの順番が、触ったときに感じた厚みの順番通りだったので、生地の厚みはこれでイメージしていただければ。
サイズ感
お次はサイズ感。
実際に着用してみました。
179cm63kgがLサイズ着用です。
ぼくの身長・体重でLサイズでいいかな、って感じ。ご参考になれば。
細身なんで、ちょっと身幅に余裕がある感じですが、まぁ許容範囲です。
ちなみに、シリーズ通してサイズは全く一緒かと思ってたんですが、ビミョ〜〜に違うっぽいですね。
着画だと、カラーが違うんで見え方が異なるだけかと思ったんですが、サイズ表で見てみても微妙に異なるみたいです。
Lサイズ詳細 | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 裄丈 |
エアリズム通常版 | 72 | 43 | 48.5 | 39.5 |
エアリズムコットン | 70.5 | 47 | 54 | 45 |
デオドラントメッシュ | 72 | 42 | 48 | 38 |
とはいえ誤差みたいなもんで、わざわざ考慮するほどでもないので、ご自身がいつも選んでるサイズでOKだと思います。
カラバリ
実はシリーズによって展開してるカラバリが異なるんですよねー。
- エアリズム通常版:グレー、ブラック、ホワイト
- エアリズムコットン:ネイビー、ブラック、ホワイト※
- デオドラントメッシュ:ベージュ、ブラック、ホワイト
※エアリズムコットンのクルーネックだけ他にも8色くらいあります
個人的に意外だったのが、ベージュカラーがデオドラントメッシュ以外に用意されていないこと。
ベージュって、シャツなどの上から一番透けにくい色なので、肌着としては一番用意していてほしい色なんですよねー。
Tシャツ使いとしても想定されているエアリズムコットンはまだしも、通常版エアリズムにはベージュモ用意しておいてほしかったところ。
着用してみた感想
というわけで、最後にそれぞれ着用してみた感想を述べていきます。
エアリズム通常版は、肌触りに関しては抜群ですね。
実際に着用してみると、着ているのを忘れるくらい自然な着心地。
ただ、通気性は微妙なようで、暑い日には結構蒸れるように感じましたねー。
また、吸汗性・速乾性も他に比べると中途半端で、「逆に肌触り以外は個人的に特筆すべき点がなさそう」、という印象なのでした。
お次のエアリズムコットンですが、第一印象は「普通の肌着感強いなー」って感じ。
Tシャツとして着用することも想定されているとのことですが、アウター羽織るとかならまだしもこれ1枚で外出するのは微妙そう。
休日の家にいるお父さん感が強くて、「あの人肌着で出てる…」なんて見られそうで…
ただ一点、良かったのは生地が厚めなので汗をよく吸ってくれるところ。汗っかきさんには嬉しいかも。
そしてデオドラントメッシュですが、通気性がよくてシームレスなので、Yシャツのインナーとしてはこれが最適だと感じました。
ただ、通気性がいいとはいうものの、ただ生地が薄いだけという説も…笑
そして生地が薄いぶん、汗を全然吸ってくれないんで、汗染みは全く防げません。
まぁ速乾性も良いので、汗で不快な時間が少ないというのは良いところなのかも。
というわけで、各シリーズを着用してみたぼくの感想を表にまとめると、以下の通り。
肌触り | 吸汗性 | 速乾性 | 通気性 | |
エアリズム | ||||
エアリズムコットン | ||||
デオドラントメッシュ |
エアリズムシリーズ比較:まとめ
以上、ユニクロのエアリズムシリーズをそれぞれ比較してきました。
最後に、それぞれのシリーズで「こんな人におすすめだよ!」ってのをまとめると、以下の通り。
- エアリズム通常版
→肌触り重視の人向け! - エアリズムコットン
→天然素材が好き、吸汗性がほしい人向け! - デオドラントメッシュ
→Yシャツの下に着ても透けないインナーが欲しい人向け!
もはや知らない人はいないであろうユニクロのエアリズムですが、シリーズごとの細かな違いまでは知らなかったという人もいらっしゃるはず。
そんな方に、今回の内容が商品選びの参考になれば幸いです。