【実用レビュー】日立純正の洗濯槽クリーナー「SK-1500」を実際に使ってみた
意外と忘れがちなんですが、洗濯機は定期的な洗浄が必要です。
さもないと、カビだらけの中で服を洗濯することになりますからね。
というわけで今回は、洗濯槽クリーナー『SK-1500』のレビュー・および実際に使ってみた様子をお伝えしていきます。
SK-1との違い
今回ご紹介する「SK-1500」は、日立が純正で販売している塩素系洗濯槽クリーナー。
以前は『SK-1』という製品でしたが、リニューアルをしたようです。
なお、リニューアル前の「SK-1」と「SK-1500」は成分も容量も全く同じ。(日立に問い合わせて確認しました)
なので「SK-1」が無くなって困っていた方も、『SK-1500』を安心してお使いいただけます。
SK-750との違い
ちなみに、「SK-750」という別の製品も発売されていますが、こちらはドラム式用という扱い。「SK-1500」は縦型用ですね。
「SK-750」は容量が750mlと半分になっているんですが、ドラム式は使う水の量が少ないためこの量で十分に洗浄できるんだとか。
ただし中身は「SK-1500」と全く同じ。
その割に価格は半額にもなってないので、金額だけで見れば「SK-1500」を2回に分けて使う方がお得。
とはいえ、1回開封したアルカリ性の液体を保管しとくのも危ないので、ドラム式であれば基本的に「SK-750」を使うのがよいでしょう。
他社純正品との違い
「SK-1500」は日立の純正品として販売されていますが、似たような製品が他社からも販売されています。
Panasonicであれば、「N-W1A」。
東芝であれば「T-W1A」。
パッケージも、「SK-1500」と似ていますし、「これらの違いは何なんだ?」と考える方も多いでしょう。
結論としては、"中身は全く同じ"。
どれもユシロ化学工業が製造しているものです。
強いて違いがあるとするなら、同封されている取扱い説明書が各メーカーに合わせたものになっているくらい。
とはいえ用途としては全く同じなので、必ずメーカーを合わせる必要は全くありません。
酸素系漂白剤との違い
今回使う「SK-1500」は塩素系漂白剤と呼ばれるもので、インスタとかで流行ってる酸素系漂白剤↓とは全くの別物。
酸素系漂白剤もよく洗濯機のお掃除で使われているので、「どう違うのか?」について軽く触れておきます。
違いをざっくり箇条書きにすると以下の通り。
酸素系漂白剤 | 塩素系漂白剤 |
---|---|
カビ・汚れを剥がす力は強い | 高い濃度でカビを溶かす |
浮いてくるカビを掬う手間が必要 | 洗浄するときの手間が少ない |
洗濯機によっては使えない | ほぼ全ての洗濯機で使える |
(¥500くらいでいっぱい使える) | 安価(¥2,000くらいで1回きり) | 高価
「結局どっちがいいの?」っていうと、
やっぱり洗濯機のお掃除ならメーカー純正の塩素系漂白剤がおすすめ。
お値段が¥2,000くらいと少しお高いのがネックですけど、頻繁に使うものでもないし効果が強力かつ楽ちんなので、価格分には見合うと思います。
ただ一応、それぞれ洗濯機によって使える使えないが変わるので、洗濯機の説明書を必ず事前に確認しておきましょう。
「洗濯機の説明書なんて無くしちゃったよ!」って方は、ほとんどのメーカーがホームページに説明書のPDFファイルを用意してくれてるはずなので、機種名で検索すると見つかると思います。
実際に使ってみた
では、『SK-1500』を実際に使ってみた様子をお伝えしていきます。
ぼくが使ってるのは日立の縦型洗濯乾燥機『ビートウォッシュ』です。
塩素系の使い方はホントに簡単。
付属の説明書に書いてある内容をそのままやるだけ。(iPhoneでスキャンしました↓。クリックで大きく表示)
注意事項も特に変わったことは書いてないので、普通にやってれば大丈夫かと。
一応、洗う前に事前の洗濯槽の状態を撮っておきました。
実は1年くらい掃除をサボっちゃってたんですが、、その割にカビなどは特に生えておらずそれほど汚れてないと思います。
本当は3〜4ヶ月に1回くらいのペースで洗うのが良いらしいんですけどね。(参考:日立公式HP)
これ以上サボるわけにもいかないので、やっていきましょう。
あとは11時間待つだけ。
相変わらず長い〜。
まぁただ待ってるだけなのもブログ的にあれなので、一定時間ごとに撮影してみました。
30分経過。
2時間経過。
amazonレビューだと「少し経ったらピロピロ(カビ)がめっちゃ浮いてきた!」みたいな声・写真もあったんですが、ぼくのは全然ですね。サボってた割にはあまり汚れてなかったのかも。
7時間が経過した時点でも全く変わり映えせず。
酸素系漂白剤を使ってたらカビが浮いてくるのでブログのネタ的には面白いですけど…その代わりカビを溶かしてはくれないのでそれを全部掬う手間が面倒。。
やっぱり見た目のインパクトよりも塩素系の「入れて待つだけ」っていう楽ちんさを優先したいですね。
結果ビフォーアフター
で、11時間後。
洗ってる途中はプールの香りが漂いましたが、残り香などは特に気になりませんでした。
一応ビフォーアフターで比較してみると…
正直、全然変わりませんね…
水のウロコがとれてるわけでもなく、フィルターのゴミが取れてるわけでもなし。まぁ元々カビとかも生えてなくて綺麗だったし、こんなもんかなと。
あとは洗濯槽の裏側にも効果があるのでそこは綺麗になってるかもですけど、分解するわけにもいかないですからね。
でも「塩素系漂白剤はどれくらい綺麗になるのか?」ってのは皆気になると思うので、Youtubeで動画を探してみたら参考になりそうな動画がありました。気になる方はこちらをどうぞ。(大事なところで他力本願…)
SK-1500の口コミをチェック
第三者意見として、「SK-1500」のネットでの口コミをチェックしてみましょう。
主な評価の高い口コミと低い口コミをピックアップして、いかにまとめました。
評価の高い口コミ | 評価の低い口コミ |
---|---|
他のクリーナーと比較にならないくらい汚れが落ちる すごい量の汚れが出てきて驚いた 入れるだけなので手間もかからずカンタン 臭いがなくなった | 価格が高い |
口コミをいろいろと眺めてみましたが、評価の低い口コミは価格に関するものだけでしたね。
あとは効果を褒める口コミばかりだったので、"効果に関しては間違いない!"ということが分かるでしょう。
まとめ:まず何より、洗濯機のお掃除
以上、日立純正の洗濯槽クリーナー「SK-1500」のレビューでした。
洗濯槽のお掃除なんて非常に地味なんですが、臭いなどの元になるので重要な作業でもあります。
ファッションを嗜む者にとって「洗濯機自体のお掃除は大事だよ!」ってことは定期的に伝えたいと思っている次第。
ファッションは人の好みとかライフスタイルで正解は全然変わっちゃいますけど、「洗濯機を掃除する」ことは皆やった方がいいのは間違いないので。
ここまでご覧になって「洗濯機の掃除なんてしてなかったよ〜」って方は、手遅れになる前にぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。