パンツ専業ブランド、『TUKI』のベイカーパンツを購入
2021AW、一発目はミリタリーパンツ
ぼくは基本的にキレイ目な服装が多いので、今までミリタリーなアイテムを買ったことがほぼありませんでした。
ただ最近、「軍パンが1本くらい欲しいなー」という思いに溢れていたんですよね。
一度「欲しい」と思ったら全然我慢ができないタイプの人間なので、新しいパンツを購入しました。
『TUKI(ツキ)』というブランドのベイカーパンツです!
こだわりの強いパンツ専業ブランドが作るミリタリーパンツ、履いた瞬間に虜になっちゃいました。
『TUKI(ツキ)』というブランドについて
『TUKI(ツキ)』は2004年にスタートした、原田浩介氏と則武佐世子氏2人のデザイナーによって手掛けられる、パンツ専業ブランド。
性別を問わず履けるユニセックスデザイン。
服作りへのこだわりも強く、デニムの名産地「メイドイン岡山」を貫いています。
基本的には、ミリタリーやワーク要素を踏襲したデザインのものが多いですが、マニアックで挑戦的なデザインも多くて、個人的な印象としては「独特」。
アトリエ?が科学研究施設の一室に構えられてるってのもなんかちょっと異質さを感じますね…(原田服飾研究所という名前で入ってる)
そしてこのブランドを代表するデニム「TYPE−3」も一風変わったパンツで。
丸くて太い特徴的なシルエットもさることながら、前部分がガバーッと開くマリンパンツ仕様になっています。
初見では結構「おぅっ…?」と戸惑いましたが、履くとメチャクチャに格好いいってのがこの『TUKI』の不思議な魅力ですね。
「大手のショップには展開したくない」という意向らしく見られる機会は多くないのが残念ですが、クオリティの高さと独自の魅力で根強い人気を誇るブランドです。
「#0152 ベイカーパンツ」を購入
本題、今回ぼくが購入したベイカーパンツについて。
ベイカーパンツってのは、フロントの大きく四角いパッチポケットが特徴のワークパンツ。
ベイカー(パン職人)の由来は
- パン屋さんが制服として履いていた
- ポケットの四角いパッチがパンみたい
とか諸説あるみたいですが、実際のところは謎みたい。「パン屋さんが履いてたならミリタリーパンツじゃないじゃん」とかアホなこと考えてたんですが、れっきとしたミリタリーパンツ。
ユーティリティパンツとかファティーグパンツとも呼ばれるみたいで、全部一緒のものを指します。
それを『TUKI』の解釈で仕上げたのが、今回がご紹介するパンツです。
スペックを表にしてみると以下の通り。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | #0152 Baker Pants O.D. |
価格 | ¥35,200 |
色 | オリーブドラブ(1色展開) |
サイズ | 2(00~4の展開) |
素材 | 綿100% |
『TUKI』のパンツは型ごとに4桁の番号でナンバリングされていますが、こちらのパンツは「#0152」という今季から展開された新型パンツらしいです。
全体的なデザインとしては一般的なベイカーパンツで、それを太めなシルエットに仕上げた感じ。
いわゆる「ワイドパンツ」のような極端な太さではないですが、結構迫力があります。
また、シルエットで一番特徴的なのはお尻周り。
『TUKI』のパンツは共通して↓こんな感じでお尻がポコッと出ています。
生地はバックサテン。
ミリタリーでよく使われる生地ですが、このパンツにおいては、双糸(2本の糸)で高密度に織られた光沢ある仕上がりになっています。
というか、この生地メッチャクチャ良いんですよ。。
ガシガシッと硬いハリ、鈍い光沢…ぼくみたいな素人でも「あ、良い生地だわ」と触った瞬間に分かるくらい。一瞬で惚れました。
着用と洗濯を繰り返すうちに柔らかくなっていくと思うので、風合いの変化も楽しみですね。
もちろん洗濯は可能です。
色はオリーブドラブ。(ドラブ=くすんだ)
これまた軍服でよく使われるお色。
サイドにはウエストを調整するアジャスタも付いていて、絞ることで5cmくらい調整できるみたいです。ガリガリな自分にはありがたい。
フロントはボタンフライ。
ジップフライ派としてはちょっぴり残念ポイントですが、、まぁOK。
縫製もかなりしっかりしていると思います。
他のブランドのパンツも色々見てみたんですが、個人的な感想だと『TUKI』は服から醸し出されるオーラが違うように感じましたね。(主観です)
実際に履いてみた
実際に履いてみた様子もお伝えします。
身長179cm/体重60kgの細身体型で、サイズ2を購入しました。(00〜4の展開なので、Mサイズ相当くらい?)
サイズ表は以下の通り。
サイズ | ウエスト | 前股上 | 後股上 | 股下 | 裾幅 |
---|---|---|---|---|---|
00 | 73 | 34 | 47.5 | 70 | 24.5 |
0 | 76 | 35 | 49 | 71.5 | 25 |
1 | 80 | 35.5 | 50 | 73 | 25.5 |
2 | 84 | 36 | 51 | 74.5 | 26 |
ぼくの体型の細かい数値はアバウトページに記載してます。
実際に履いてみた感じとしては、ちょっとウエストが緩め。
ただ、サイドのアジャスタを閉めればギリ履けるなーって感じ。
普通に履いてみた感じは以下の通り。
裾上げせずオリジナルサイズで着用してます。
股上がかなり深いので、ハイウエストに履いてベルトで締めるのも良さそうです。
この着画だとポコッと出たお尻が目立つ感じになってますが、新品で生地が固いのもあるかなと。
普通に動いてたら全然気にならないですね。
まとめ:コーデの広がりを感じる…
恐らくこれが自身にとって初?くらいのミリタリーパンツ。
しかし気品ある生地感なので、普段キレイ目が多い自分のコーディネートでもうまく取り込めそう。いきなりすごく良いパンツをゲットできた感がすごい。
やっぱり新しいパンツを買うとコーディネートが広がって良いですね。特にメンズはパンツ次第でめっちゃ印象変わりますから。
もし何か良いパンツをお探しなら、『TUKI』はチェックしておきたいブランドだと思います。