白いTシャツを長持ちさせる洗濯・保管方法について
白いTシャツは消耗品?
すっかり暖かくなり、そろそろ夏の必需品"白T"の出番が多くなりそう。
しかしこの白T、世間的には消耗品という扱いですよね。
しかし、ぼくのように"1着で¥5,000オーバー"の白Tを購入してる身としては、ワンシーズン限りとかで終わらせたくないのが正直な気持ち。
なので、なるべく消耗しないように色々と気を遣っております。
そこで今回は、ぼくが実践している"白Tを長持ちさせる洗濯&保管方法"を共有しようかと思います。
白Tは、いつダメになるのか
白Tを消耗品と言うのならば、
それがダメになる瞬間ってのが存在するはず。
それがいつなのか?っていうと、以下3つのタイミングかと思っています。
- 黄ばみ・シミが目立ってきたとき
- ヨレてダルダルに型崩れしたとき
- 摩擦などでダメージが酷くなったとき
つまり、逆に言うなら。
"こうなることを防げば、白Tはいつまでも着続けられる"っていう理屈になりそう。
なのでここから、「上記3つの防ぎ方」という視点でご説明することにします。
黄ばみ、シミを防ぐ
まずは黄ばみ・シミの防ぎ方について。
白いTシャツでは避けられない宿命ですが、汚れまくったTシャツはさすがに着用不可。
その対策も、ちゃんとやっていきましょう。
襟の部分洗い
襟と袖は特に黄ばみが気になる箇所。
油断しているといつの間にか黄ばんじゃってますよね。
これを防ぐには、"襟袖用のポイント用洗剤"がオススメ。
ぼくは『THE STAIN REMOVER』という商品を使っています。
スプレータイプの酸素系漂白剤。
以前ご紹介したTHE洗濯洗剤と同じ製造元の商品です。
襟袖用洗剤でネックになるのは"洗濯する度に使うのが面倒臭い"ってことだと思うんですが、この『THE STAIN REMOVER』はシュッと気軽に使えるので、そこが気に入ってます。
しかし、"1本2,530円"と高価なのが残念。
一度に4〜5回はスプレーするので、消耗スピードが早く割高感は否めない。
なので、他に良いものが見つかれば乗り換えたいと思ってます。
漂白剤やウタマロ石鹸を使う
襟袖用の洗剤だけでは、服全体のシミや黄ばみには無力。
なので、定期的にお湯+漂白剤で洗うのをオススメします。(お湯を使うと効果マシマシなので)
漂白剤には以下の2種類があって、目的で使い分けが必要です。
- 酸素系漂白剤
色物にも使えるくらいの洗浄力。
定期的な漂白に。
よほど強い汚れじゃない限りは落とせる。 - 塩素系漂白剤
色物には使えないくらい効果が強力。
どうしても落としたい汚れがある時だけ使用。
ぼくもそれぞれ持っています。
でも、大抵の汚れは酸素系漂白剤だけで落ちちゃうので、塩素系漂白剤は一応持ってるだけ。
とりあえず酸素系漂白剤だけは持っておきましょう。
また、頑固な汚れにはウタマロ石鹸が効果的。
"蛍光増白剤"という服を白くする成分が入っていて、ウタマロで落ちなかったシミ・汚れはほぼ皆無。
効果が強力なぶん色物には使えないのですが、白いTシャツであれば問題なし。
価格もリーズナブルなので、1個は持っておくのをオススメです。
ヨレや型崩れを防ぐ
お次はヨレ・型崩れの防止について。
Tシャツって気付いたら「あれ、なんかダルダルになってない…?」ってなりますよね。
それは流石に寿命なので、そうならないための予防方法をお伝えします。
洗濯時は襟を輪ゴムで留める
白Tの中でも、襟は特にヨレが目立つ箇所。
各安Tシャツだと1回洗っただけでダルダルになったり。。
それを防ぐのに役立つのが、"輪ゴム"です。
洗濯する時に襟を輪ゴムで留めておくと、襟のヨレを防ぐことができるんです。
こうすることで、洗濯機の中で襟が引っ張られてヨレるのを防ぎます。
輪ゴムを留めるときはキツく縛り過ぎず、2巻き程度が良いと思います。
洗濯後に輪ゴムをほどくとシワっぽくなることがありますが、ただの洗濯ジワなのでパンパンするかアイロンで伸ばせばすぐ元に戻ります。
干す時は平干し
服の型崩れを防ぐためには、干し方も大切。
服を置いて干す"平干し"が最も型崩れしにくいです。
ハンガーだと、水に濡れた服の自重で伸びちゃう可能性があるので、編み物は基本的に平干しが良いと思います。
平干しネットは百均とかでも売ってるるし、とりあえず持っておくのをオススメです。
どうしても平干しが面倒臭いという場合は、肩幅が合ったハンガーを選ぶようにしましょう。
サイズが合わないハンガーで干しちゃうと、肩がポコッと出ちゃいますからね。
洗濯で干すハンガーの肩幅には気を配ってあげましょう。
また、ハンガーを入れる時も襟側から入れず、裾の下から潜り込ませるようにします。
襟から入れると、引っ張って伸びやすくなりますから。
すごく細かいですが、こういった積み重ねが効いてくるんだと思います。
ハンガーじゃなく、畳み保管で
ぼくは編み物は基本的に畳み保管するようにしています。
ハンガーだと肩ポコや服の自重による伸びが気になりますからね。
これも影響としては微々たる程度だと思いますが、ぼくはそういうの気にしちゃうタイプなので。。
服へのダメージを防ぐ
最後に、服のダメージの防ぎ方。
服は着ている内に色んなダメージを受けていますが、肌に密着する白Tはそれが特に顕著。
摩擦で生地が傷んだり毛玉だらけになった時も白Tの寿命なので、ちゃんと予防します。
洗濯ネットに入れて洗う
これはお洗濯の基本。
ダメージを防ぎたい服は基本的に洗濯ネットに入れるようにしましょう。
ぼくが使っているのは、『PUEBCO(プエブコ)』の洗濯ネット。
目が荒く、しっかり洗えるのがお気に入りポイント。
まあぶっちゃけ、洗濯ネットは100均のモノでもOKです。
着る時以外は裏返し
干す時や保管する時などは、
基本的に裏返しにしています。
こうすることで、以下の効果が期待できます。
- 表面の日焼けを防ぐ
- 洗濯・保管時に表面の摩擦を防げる
裏地は劣化しても目立たないですからね。
ディスプレイ的な見栄えはちょっと悪いかもしれませんが、別に他人に見せるわけでもないので、劣化防止を優先したいのです。
Tシャツ専用のインナーを着用する
Tシャツの下にインナーを重ねるのも劣化防止を期待できます。
肌と密着しなくなって皮脂付着や摩擦が無くなるので。
ぼくが愛用しているのは、SEEKのボートネックタイプ。
表面に撥水加工が施されているので、Tシャツに汗が付かないのが良いところ。
夏は暑いのがちょっとネックですが、乳首の透け防止も兼ねられるし、ぼくはTシャツ用インナーは使いたいと思っています。
毛玉クリーナーで毛玉除去
毛玉はニットなど秋冬ものにできるイメージがありそうですが、着用を重ねるにつれTシャツも毛玉ができてしまいます。
そうなってしまった時に役立つのが、毛玉クリーナーです。
ぼくはティファールの電動クリーナーを使っていて、コレでサーッととるようにしてます。
ブラッシングすることでも毛玉は防げますが、さすがにTシャツにブラッシングはラインを超えてる。。
毛玉ができてからクリーナーで掃除するのが楽チンで良いと思います。
毛玉クリーナーについては以前にも記事にしてますので、良かったらどうぞ。
無理ない範囲で、知識として
これまでの内容をまとめると、以下の通り。
- 洗濯前に襟用洗剤をスプレー
- 裏返しにする
- 襟を輪ゴムで留める
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯後は平干し
- 襟のシワはアイロン掛け
- 裏返しのまま畳み保管
- 着用時はインナーを挟む
- シミは漂白剤orウタマロ石鹸
- 毛玉は毛玉クリーナーで
多くの方はきっと「やりすぎ!!面倒臭過ぎる!!と思われたことでしょう。
ぼくも趣味だからやってるみたいなとこあるので、「たかがTシャツ1枚にここまで手を掛けられない」って感覚は全然理解できます。
なので「全部やれ!」とか言うつもりは全く無いんですが、"知ってる"だけでも十分価値があると思っていて。
いざお気に入りの一着を見つけても、
「劣化するのが嫌だから着られない…」なんて考えちゃったら本末顛倒ですからね。
また、いくら消耗品と割り切ったとしても、「少しでも長持ちさせたい!」ってのは同じ気持ちなはず。
そんな時に、本記事の内容がちょっとでも役に立てば嬉しいです。