ANKER Magsafeモバイルバッテリーで、ケーブルとさよなら
iPhone12ユーザー、待望の
昨年iPhone12miniを購入してから、かなり気に入って使っています。
特に、iPhoneにマグネットのアクセサリーがくっ付く新機能『Magsafe』が良い感じ。
ガジェット系は新しいものがどんどん湧いて出るので、今もMagsafe対応の新しい製品が続々と作られていますが…
この度、そんな中でも「これは…!」と思えるような新商品が発売されました。
それがこの、Magsafeに対応したモバイルバッテリー、『ANKER PowerCore Magnetic 5000』です。
ガジェット系のレビューはスピード感が命みたいなとこがあって、注目を集めた製品なので既に旬を過ぎてる感もありますが 、今回は、ぼくの目線でこの商品を見ていけたらと思います。
ANKERのMagsafe充電器
モバイルバッテリーがMagsafeに対応することの何が良いかって、やっぱりケーブル不要で充電できるという点。
モバイルバッテリーにおけるケーブル問題は、頭を悩ませている方も多いんじゃないでしょうか。
- 持ち歩くデバイスによっては、何本もケーブルが必要
- モバイルバッテリーは持ってきたのにケーブルを忘れて充電できない
- 充電してたらケーブルがカバンに絡まって煩わしい
こんな覚えないですか…?
過去に何度もこういった経験をしましたが、とにかくフラストレーション。。
そんな忌まわしいケーブル達を全て過去のモノにしてくれたのが、この『ANKER PowerCore Magnetic 5000』だったのです。
価格は¥3,990でした。
一応Magsafe対応のモバイルバッテリーは、既に何種類か発売されてはいました。
が、ガジェット系は訳分からんメーカーも多く存在しているので、品質面が心配で買うのに抵抗があったんですね。
ぼくも含め多くの方が、Ankerという信頼できるメーカーから発売されるのを待っていたと思います。
外観など
まずは本商品の外観など見ていきます。
箱はこちら。
中身はこんな感じ。
質感はマットな生地(?)感。
革でいえばヌバックレザーに近い気がします。
サイズ感と厚みは以下。
Magsafeでくっつけた時の厚みはこれ。
単体の重さは132g。
持った感じは結構軽いと思います。
iPhone12miniと合わせると以下。
ボタンやら入出力端子は以下です。
モバイルバッテリーの仕様
モバイルバッテリーとしての細かい規格は以下の通り。
- 電池 ⇒ 5000mAh
- 入力 ⇒ 5V=2.2A
- USB-C出力⇒ 5V=2A
- Magsafe出力⇒ 最大5W
- 合計出力⇒ 最大10W
5000mAhだとiPhone12miniで充電1回分。
proとかMAXだと1回にも満たないのはちょっと残念かも。
また、Magsafeで充電すると5Wってのも少し気になるところ。
最近は15Wとか当たり前なので、充電速度は遅いと思います。
まぁでも、Magsafeでくっつけたまま使えるので「それほど気にならないかな」って感じです。
色々と試してみたら…?
このMagsafeモバイルバッテリー、
個人的にすごく気になってたことがありまして。
それが、「Magsafe以外も充電できるんじゃないの?」ってこと。
最近はワイヤレス充電に対応したガジェットも多くなってるので、それらも充電できたら最高だなー、と淡い期待を抱いていました。
というわけで、手持ちのApple製品で色々試してみることにします。
ipad proにくっ付けてみる
まずはipad proにくっ付けてみました。(2020モデル 11インチ)
ただくっ付くだけで、充電はできませんでした。
なんとなく分かってましたけどね…
一応USB-Cのケーブルであれば充電できます。
しかしipadへの充電だと、容量的にも出力的にもさすがに物足りず。
ipadは「緊急時には使える」くらいに考えておいた方が良さそうです。
AppleWatchにくっつけてみる
お次はAppleWatchを置いてみます。
AppleWatchはマグネット充電なのでちょっと期待しましたが、やっぱりダメみたいですね。
こうなるとAppleWatch専用の充電器を持ち歩く必要がありますが、純正のAppleWatchの充電器はケーブルがプラプラして邪魔なんですよね。。
が、これまたAnkerのApple Watch充電器がおすすめ。
これならUSBポートに直接挿せてるので、ケーブルが邪魔にならない。
こちらも記事にしてるので、よかったら合わせてどうぞ。
Airpods proにくっつけてみる
お次はAirpodsProです。
マグネットでくっ付きはしなかったものの、オレンジに点灯したので充電できてますね。
寝る前に置いて朝まで放置して充電MAXになってるので、間違いなく充電されています。
外出時には常に持ち歩いてるので、もしワイヤレス充電できなければ、USB-C⇔Lightningのケーブルを持ち歩かなきゃいけないとこでした…良かった…
「Magsafe対応」と言いつつ、ちゃっかりワイヤレス充電にも対応してたんですね。
というか、説明書を見たらその旨記載がありましたね。
いろんなデバイスをケーブル無しで充電できる、非常に優秀なヤツでした。
マグネットで付けっぱなしはダメ…
Magsafe対応であれば、金属を使った場所ならくっ付きそうですよね。
というわけで洗濯機で試してみます。
やっぱりくっ付きました。
これを活かせば、モバイルバッテリーの置き場所を工夫できそうですよね。
うちの玄関にマグネットがくっ付くので、玄関に貼り付けておくこともできます。
こうすれば外出時にモバイルバッテリーを忘れることも無くなりそう。
しかし。
ここで予想外の事象が。
なんか赤いランプが点灯してる…?
説明書を見てみると、赤いランプは「金属製の物体または異物を検出」した状態とのこと。
しかし、「それで具体的にどんな影響があるか」ってのは記載がありませんでした。
そこでメーカーに問い合わせたところ、以下のような回答が。
赤いランプが点灯したままですと放電も早くなるため、劣化および故障が加速される恐れがあります。
また、金属についたまま充電できない状態が続きますと、バッテリに熱が出る可能性も考えられます。
うーん、やっぱりダメみたいですね。。
残念ながら「玄関にくっつけとく作戦」はNGとなりました。
まぁ「モバイルバッテリーをマグネットで保管したい!」なんて方は少数派だと思うので、然程問題ではなさそうですけども。
ただ、「金属にずっとくっつけておくのはよくない」ってのは覚えておいた方が良さそうです。
同時に充電してみる
あと気になるのは、「Magsafeで充電しながらケーブルでも充電できるの?」ってこと。
というわけで、iPhone12miniをMagsafeでくっ付けたまま、AirpodsProをケーブルに挿してみます。
が、これだとAirpodsだけ充電されてiPhoneは充電されない状態になったので、残念ながら両方同時には充電できないようです。
これはさすがに望み過ぎましたかね。
※なお、モバイルバッテリー自体を充電しながらMagsafeで充電する(パススルー)ことは可能です。
ちなみにここで使ってるケーブルもANKER製。
これ少し変わった製品で、シリコン素材で柔らかく絡まりにくい仕様になっています。
ちょっと前に発売された商品なんですが、なかなか良い感じ。
こちらも記事にしたので、合わせてどうぞ。
ケーブルに、さよならできた
このMagsafeモバイルバッテリーについてまとめると。
- サイズ感が手頃で操作の邪魔にならない
- iPhone12miniであれば満充電1回分
- Magsafe充電の出力は5W
- ワイヤレス充電にも対応
- Magsafeとケーブルで同時充電は不可
- マグネットでくっつけっぱなしはダメ
結局の結論としては、
「本当に買って良かった」です。
マグネットでくっつけてると、その存在も忘れそうなくらい自然な使い心地。
あとは繰り返しになりますが、ケーブルが今後不要なのは心の開放感が半端ない。
技術の進歩に感謝ですね。
ハマる人は、めちゃくちゃ満足できる商品だと思います。