夏に向けて、markaのポロシャツを購入しました
夏服とか、気が早いけど
ぼくはいつも、
「ファッション業界の季節感ってのは少しズレてるなあ」と思います。
2〜3月くらいの寒い時期でも半袖の夏服が売られてますから。
そのうえ厄介なのが、「まだそんな気分じゃない」と購入を見送ってたら、本当に欲しいタイミングにはもう在庫切れ・再販無し!なんて珍しくないこと。
なので良いと思った服は、シーズン前でもしっかり確保しておく必要があるのです。
まぁ要するに。
また、新しい服を買いました。
『marka(マーカ)』というブランドのポロシャツ。
今回はこちらのブランドと服についてお話しします。
markaというブランドについて
markaはデザイナー石川俊介氏が手掛けるファッションブランド。
ぼくはこの方が作る服が本当に大好きなんですよね…
このデザイナーさんのブランドはmarkaの他にMARKAWARE・TEXTがあります。
特にMARKAWAREは、これまで何着も購入してきました。
一応、3つのブランドでそれぞれコンセプトや価格帯が異なります。
- MARKAWARE(マーカウェア)
コンセプトは”大人のための、洗練されたハイエンドガーメントを提案”。上質な天然素材とシルエットが綺麗な定番型が多く、メインブランド扱い。価格帯は3つの中で中くらい。 - marka(マーカ)
MARKAWAREに都会的なエッセンスを加えたカジュアルライン、という扱い。と言いつつ生まれはmarkaが先。化学繊維も積極的に取り入れられてるのが特徴で、価格も他に比べて気持ち抑え目。 - TEXT(テクスト)
2019年に始まった一番新しいブランドで、コンセプトは“Farm to closet”(農園からクローゼットへ)。サステナブルを特に強く推し出してて、価格帯は最も高価。今後は展開減るかも?という噂を耳にしました。
共通点としては、
生地・素材への尋常ならざるこだわりとゆとりあるサイズ感。
素材についてはデザイナーさん自ら現地へ赴いて選定するほど。
また、最近よく耳にするキーワード「サステナブル」に対しても非常に強く意識されています。
SNSでもそのこだわりをよく発信されていて、非常に勉強になりますね。
まあ最近は「生地に拘っています」なんてブランドは山ほどあるんですが…
このブランドに関しては「あ、これ良い服だな」と感じられる、分かりやすい上質感があるんです。
艶のある生地の光沢だったり、
服の揺れが醸し出す空気感・オーラだったり。
「実は良い素材です」みたいな奥ゆかしい感じではなく、明らかにそこら辺の服とは違う雰囲気が出るので、服にさほど興味ない方でも「その服良いヤツでしょ?」と気付かれることも多いです。(実際に価格はお高いんですが)
しかし服のデザイン自体はスタンダード、かつシルエットもゆったりしたものが多いので、いかにも「高級です!」みたいな露骨な嫌味が無いのも魅力。
都市生活に馴染むシンプルさがありながら、明確な上質感を楽しめる。
ゆとりあるサイズ感で肩肘を張らずに着られる、ユーザビリティの視点も忘れない服作り。
そんな、MARKAWARE&markaの「大人のためのリアルクローズ」な服は、ぼくのワードローブには欠かせないものになっています。
markaのポロシャツが良かった
今回ぼくが購入したのは、
2021SSシーズンのmarkaのポロシャツ。
商品名は「40/2 HIGH TWISTED PIQUE POLO」。
つまりは40番手の細い糸2本を強く撚った、鹿の子(ピケ)のポロシャツです。
価格は¥18,700(税込)でした。
今季はグレージュ・グリーン・ブラックの3色展開。
その内、単純な好みでグレージュを選びました。
文字通り、グレーとベージュの間くらいの色味。
しかし見る人によってはオリーブとかカーキとも言われそう、かも?
MARKAWARE&markaはこんな感じで曖昧ながらも良い色味が得意な印象。
ブランドの着画では同じ色のパンツとのワントーンコーデを提案されていました。
ポロシャツ自体を買うのが久々なんですが、この夏は是非ともポロシャツを着たいと思ってたんです。
候補はいくつかあって、
最初はLENO・AUBERGEあたりのブランドで検討していました。
が、最終的にはmarkaに決定。
ここ最近はMARKAWARE&markaの服を買ってなかったので久々の購入。
また、自分でも意外でしたがmarkaの服を購入するのは初めてでした。
markaのポロシャツを購入した決め手は以下の二つ。
- ドライな生地感
- 裾と袖のリブが無い&深いスリットによるラフな着用感
夏に着ることを考えると、ガシガシ着て洗えるような生地が良かったので、markaの強撚糸でガサッとした生地感がドンピシャ。
着用につれて少し柔らかくはなるみたいですけども。
また、markaは化学繊維をよく使うイメージがあったんですが、これはコットン100%で良かった。
また、裾や袖にリブが入ってると少し暑苦しい印象になる気がしてたので、リブがないほうが好みでした。
スリットも入っていてふわっと着られるので、涼しげな印象になってくれると思います。
まぁ風通しは良さそうな生地なので、物理的にも涼しそうです。
サイズ感、着画
179cm60kgの細身体型で、サイズ1〜3の中からMサイズ相当の2を購入しました。
サイズ3は既に完売していて試着できなかったんですが、元々が大きめのサイズ感なのでサイズ2でOKでしたね。
むしろこれ以上大きくなると首周りに余裕ができすぎて、ポロシャツの良さが無くなるかなと。(サイズ3は185cm以上とか、かつ体格の良い方が購入されるそうな)
シルエットの特徴としては、
このブランドらしく全体的にゆったり。
肩はしっかり落ちてます。
身幅もかなりゆとりがあって、
ガリガリ体型を隠せるのが嬉しい。
袖は5部丈で肘まで隠れてくれます。
半袖は腕が細いのがコンプレックスで露わになるから嫌い。
このくらいじゃないと安心して夏を過ごせないのです。
詳細なサイズは以下の通り。
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 | 袖口 |
---|---|---|---|---|---|
サイズ2 | 61.5 | 61.5 | 74 | 23 | 19.5 |
着画も各方向から。
全身の着画もGIFで。
今季は既にほぼ完売もしくはサイズ欠けしているっぽいですが、markaは例年ポロシャツを出してるみたいなので、今後の参考になれば幸いです。
着る想像でワクワクな期間
2021SSも順調な滑り出し(?)で何より。
特にポロシャツは昨年の夏から欲しいと思ってたので、それを大好きなブランドで見つけられたのは良かったです。
まぁ実際に着用するのはしばらく先になりそうで、やっぱりファッション業界の季節感はおかしいと思っちゃいますが…
その分、「新しい服を着る想像でワクワク」という時間を長く楽しめるのは、まぁ悪くはないかもです。