BIRKENSTOCKのボストンをルームシューズにしたら快適でした
お家時間を快適に
ここ最近、「どうしたら家でもっと快適に過ごせるか」ってことをよく考えています。
在宅ワークだったり外出自粛の影響で、そういった考えの方も多いんじゃないでしょうか。
しかし「もっと快適に」と言っても方法や手段は様々。
今回はルームシューズに目をつけてみました。
「ビルケンをルームシューズにすれば快適なんじゃないか?」、と。
それで実際にBIRKENSTOCKのボストンをルームシューズにしてみたので、その感想などお伝えしていきます。
今までのルームシューズの問題点
今まではOOFOS(ウーフォス)というブランドのリカバリーシューズをスリッパとして使っていました。
靴を履いた瞬間に「OOFOS!」と言ってしまいそうなほどの履き心地、というのがブランド名の由来だそうですね。昨年の夏頃に色んな方がオススメしてたのも記憶に新しい。
実際、履き心地はすごく良いです。
土踏まずのアーチにしっかりフィットするし、フカフカの質感で良いシューズだと思います。
なので「ルームシューズにも最適!」と思いながらしばらく使っておりました。
しかしちょっと問題が発生しまして…
それが、床に色移りするということ。
しかも厄介なことに、結構力を入れてゴシゴシしないと落ちない…
恐らくOOFOSのソールが原因ですね。
この点だけが非常に残念でした。
こういった理由で履き心地も良くて床に色移りしないルームシューズを探してたんですが…
じゃあつまり?
そう、BIRKENSTOCKの出番ですよね。
購入したボストンの詳細
今回ぼくが購入した商品がこちら。
はい、またボストンです。
既に2足持ってます…
チューリッヒなど他の形も検討しましたが、やっぱりボストンが好きなんですよね。
サイズは持ってるモノと同じく43を購入。
幅はレギュラー幅です。(直営店ではメンズはレギュラー幅しか取扱なし)
ちなみに足のサイズはこんな感じ。
フィット感としては、甲が少し緩めで左足の長さがギリギリといった具合。
店員さんとも相談したしサイズは合ってるとは思います。
ボストンはいろんな種類の革が用意されていますが、今回はスムースレザーを購入。
色はダークブラウン。
フットベッドはオリジナル。(ロゴが黒色)
今持ってるのは全てソフトフットベッド(ロゴが青色)なので、初のオリジナルフットベッドですね。
オリジナルの方が土踏まずのアーチがしっかりしてたり、つま先の溝?がくっきりしてます。
ちょっとわかり辛いですが
履き始めは硬くて痛いと評判のオリジナルフットベッドですが、思ったよりも痛くなかったです。
昔試着したときは痛くて耐えられなかった記憶なんですけども…その時は内臓やられてたのかもしれないです。
履き下ろしてみた
新品の革の靴を買ったらまずは履き下ろしのお手入れ。
もちろん今回もやっていきます。
使うモノは以下の通り。
- 馬毛ブラシ
- コロニル1909シュプリームクリームデラックス
- 豚毛ブラシ
- 防水スプレー
実際にお手入れした様子をダイジェストでお届けします。
非常に簡単ですがコレだけ。
クリームで保湿したら、早速シワを入れていきましょう。
これでいい感じのシワができるはず…
…と思ったんですが。
グニグニに曲がって思ったよりシワは入らなかったですね。
クリームを塗りすぎたか、それともそういう革質なのか。
もう少しくっきりとシワが入る想定だったんですけども。
まぁお部屋でガンガン履き散らかすのでいずれしっかりしたシワが入るでしょう。
BIRKENSTOCKをルームシューズにするメリット
ここからは「なんでビルケンをルームシューズにしたの?」って話を。
だって、1足¥17,800ですからね。
無印のスリッパを10足以上買えますから。
「好きだから」っていうのは勿論ですが…
それ以外にも以下のようなメリットを感じておりました。
- 健康的
- エイジングを楽しめる
- 飽きたら外履きにできる
- ソールが床に色移りしない
健康的
これもBIRKENSTOCKを選んだ大きな理由。
足の健康といえばビルケンというくらいには、コンフォートシューズの代名詞的存在じゃないでしょうか。
何せ元祖フットベッドのブランドですから。
出典:https://www.birkenstock.com/jp/educational/footbed/
履けば履くほど健康的。
つまり、ルームシューズとしても最適。
家でより快適に過ごすためには、足を考慮された靴であることは欠かせないポイントなのでした。
ソールが床に色移りしない
そもそも今回ルームシューズを買い替えることにしたのは、OOFOSの色移りが理由。これが無ければOOFOSを履き続けてたと思います。
BIRKENSTOCKも部屋履きにして床が汚れないかと心配だったんですが…
店員さんに確認したら、BIRKENSTOCKのアウトソールではそういった心配はないとのことでした。
たしかに色移りしそうな素材ではないですからね。
既に数日間履いてますが、床が汚れる気配はなし。
床を掃除しなきゃいけない手間とストレスから開放されたのは嬉しかったです。
エイジングを楽しめる
ぼくは革靴が大好きで、様々な魅力があると思っていますが、一つはエイジングを楽しめるってのが大きいかなと。
革は新品よりも使い込まれた状態の方が美しいと思ってますから。
ルームシューズにするなら、本当は柔らかくて丈夫なスエードの方が良いと思うんですが…(詳細は後述)
「よりエイジングを楽しみたい!」っていう理由で、今回スムースレザーを選んだんです。
ルームシューズは毎日履くし、在宅時間も長くなってるのでガンガンにエイジングさせられそうで非常に楽しみです。
飽きたら外履きにできる
正直ルームシューズに2万円近く払うのはまぁまぁ勇気が必要でしたね。
失敗する可能性ってのも十分ありますから。
しかしビルケンのボストンにおいては、もし飽きたり失敗しても外履きにできるという保険もあったんです。
既にボストンを持ってるので過去実績アリ。
そこを意識してたので、手持ちの靴に無かったダークブラウンカラーを選んだのでした。
それにルームシューズだとソールが減り辛いと思うので、数年後くらいにも外履きにできそうですね。
デメリットについて
BIRKENSTOCKをルームシューズにしたときのデメリットもあるので、一応その点についても触れておこうと思います。
現状でわかってる点だと次の3つですかね。
- 靴擦れの恐れがある
- 水場で気を遣う
- お手入れが必要
1.靴擦れの恐れがある
新品の革靴は靴擦れがお友達。
サンダルとはいえ、ビルケンも最初は革が硬いので靴擦れしそうなのは心配。
特に裸足で履く想定なので…
この辺りは特に靴擦れしそう…
普通はスリッパで靴擦れなんてしないですからね。
まぁこれはどうしようもないので上手く付き合っていこうと思います。
2.水場で気を遣う
キッチンや洗面所で水滴がスリッパに飛んじゃう、なんてことは日常茶飯事。
革に水はご法度なので少し気を使っちゃいますね。
一応防水スプレーは吹き掛けてるですけども。
それでも完璧に防げはしないと思ってます。(ビルケンのフットベッドコルクも水に弱いし)
なので「革が濡れないか心配」という極度な心配性の方は、革素材は避けた方が無難だと思います。
まぁずーっと履いてたらいずれ気にせずビシャビシャにしちゃいそうな予感はしてますが…
その時は”味”という魔法の言葉で片付けることにしちゃいましょう。
3.お手入れが必要
革なのでお手入れは当然必要。
ルームシューズとなると負担も大きそうなので、外履きの革靴よりもお手入れの頻度は高くなるかなと。
ホコリも結構溜まっちゃうし…
「お手入れなんて面倒!」という方にも革素材は向かないと思います。
しかし、これはぼくのような革好きにはデメリットになりません。
むしろ毎日ブラッシングさせてもらえる幸せを感じられます。
まぁでもそれは一部の変態だけですね。
一般的には、スエードかEVAがオススメ
分かる人ならお察し頂いてるかもしませんが…
「スエード選べば全部解決では?」
そう、上記3つのデメリットはスムースレザーを選んだことによる弊害みたいなもの。
スエードを選べばほぼ解決することができます。
- 革が柔らかいので、靴擦れの心配も少ない
- 防水スプレーを吹けば、スムースレザーよりも撥水してくれる。
- お手入れも普段は防水スプレーだけで済むので手間もさほど必要なし。
(※スエードの手入れは諸説あり)
こういった理由で、やっぱりルームシューズにするなら一般的にはスエードがオススメかなと。
また、ビルケンであればEVA素材も良い選択肢だと思います。
通常の革のサンダルに比べてリーズナブルで水にも強いのでルームシューズにもお誂え。
当初はこのEVAにしようか迷ったんですが、やっぱり革のエイジングを楽しみたかったので。
ちなみに、実はビルケンでルームシューズとして販売してる製品もございます。
アッパーがフェルト素材なのが特徴。
こういうのもある、っていう一応のご参考です。
良い感じ
ここ数日くらい部屋履きとして使い始めましたが、なかなか良い感じ。
これでまたお家時間が快適になってくれました。
スリッパへの投資額としてはお高めなのですが、こういった毎日使うものにはお金掛けても良いと思っております。
たかがスリッパ、されどスリッパ。
まぁ最近、この「毎日使うものだから」を免罪符に色々買おうとしちゃってて口座残高が悲鳴を上げちゃってるんですけども…
その分色んな情報を提供できるかと思ってるので、気が向いたらお付き合い頂ければと思います。