【白ソックス】WIGWAM(ウィグワム)の靴下は、一生履けるクオリティでした
理想の靴下、見つけました
ぼくは私服では、基本的に白のソックスしか履きません。
本当にどんなコーディネートでも白ソックスです。
昔はダサさの象徴みたいな扱いだったと思うんですが、数年前の白ソックスブームからは世間的に定番になった感もあります。
まんまその時流に乗って、
ぼくも白ソックスに落ち着いちゃったって感じです。
(ミーハーなので)
今までは無印良品の白ソックスをずーっと愛用していたんですが…
この記事の最後にお話した通り、愛用していたヤツが廃番になったんですよね…
これは本当に困った。
これは本当に困ったんです。
ずっと定番で続くものと思い込んでいたので、棚から無くなっていたときには「これからどうすればいいんだ」とその場に立ち尽くしたものです。
しかし、靴下なんてこの世に無数に在るわけで。
「立ち止まってはおれん」と、
新しい自分好みの白ソックスを探し続けました。
そしてこの数ヶ月、紆余曲折を経て。
やっと理想の靴下を見つけられたので、ご報告したいのです。
そんな訳で今回は、ぼくが見つけた理想の白ソックス、『Wingwam(ウィグワム)』についてご紹介してきます。
欲しい白ソックスの条件
白ソックスは1歩間違えると一気にクソださ印象を与えてしまうという、地味に危険なアイテム。
ファッション自己顕示欲マンとしては、そんなことあってはなりません。
最高の白ソックスを選ぶため、
改めて自分が欲しい白ソックスの条件を考えてみました。
- 無地
- それほど厚みが無い
- 定番(絶対に無くならない)
- メインが素材がコットン
- 安い(せめて1足1000円以内)
- リブが太めのリブソックス
- 白過ぎす、ベージュ過ぎないオフホワイトの色味
ほとんどが以前にも話した内容なのでここで深くは触れませんが、まぁこれと言って特別な条件は無いですよね。
なので、「すぐ見つかるだろう」と楽観していたのですが…
白ソックス難民、爆誕
この条件の靴下がマジで見つからなかったんです。
いざ探してみると、
「何かが惜しい」という靴下ばかり。
ファストファッションは商品の入替があるのですぐ無くなりそうで怖いし、
(無印でトラウマ)
普段ぼくが服を買っているようなドメブラは価格が高すぎるし、
良さそうかと思えば厚みがあるし、
日本のソックスブランドは何故かシーズンごとに展開終わらせて定番で出さないし、
他の条件はほぼ満たすのに色味が真っ白だったり、
かと思えば一転、ベージュ味が強過ぎたり、
尽く、ダメ。
本当に、
本当に見つからなかったんです。
ここまで見つからないとは…
全くの予想外だったのでした。
一応それっぽいのは見つけたが…
結構な量を探してきたので、一応は「これならまぁ良いかな」というモノはありました。
それがEVCON(エビコン)という、有名セレクトショップ1LDKのオリジナルブランドの3パックソックス。
先述した条件はほとんど満たしてくれていました。
しかし、気になったのが1足が¥1,400と少しお高めなこと。(3パック¥4,200+tax)
また、1LDKのオリジナルブランドはUNIVERSAL PRODUCTS(ユニバーサルプロダクツ)というブランドもあるんですが、EVCONよりもそっちに力を入れているようで。
1LDKのショップを訪れてみると、置いてあるのはほとんどUNIVERSAL PRODUCTSのソックスなんです。
実はこちら、「EVCONと一緒やろ」と思い込んであまり確認せず買っちゃったんですが、帰って色味を見たらこちらは真っ白。
残念ながら条件を満たさず…
(とは言え、ストレッチもよく効くし良い靴下ではありましたね)
ぼくが好きなEVCONのソックスは今は在庫も無い上に再入荷未定らしく、ちょっと入手し辛いのも気になります。
「でもこれしか見つからないからな…」
ということで、一旦はEVCONのソックスを結論として、手元に置いていたのでした。
天啓と、Wigwam(ウィグワム)との出会い
一応の結論は出したつもりだったのですが、やはり金額などが気になっていたこともあり、「自分のリサーチ不足である」と信じてその後もしばらくは白ソックスを探し続けてたのです。
そしてある日、とあるセレクトショップでのこと。
「今回もダメか…」と落胆していたとこに「何かお探しですか〜」とショップの店員さん。
そこからちょっと話が弾んで、「○○な感じの白ソックス探してるんですけど、なかなか見つからないんですよね〜」っていう話をしたのです。
ぼくの白ソックスへの妙なこだわりに引き攣った笑みを浮かべられた気もしますが…
その店員さんが一言。
「オッシュマンズとか良いの無いですかね?」
出典:https://www.oshmans.co.jp/shoplist
…なるほど!!
大袈裟かもしれませんが、
その言葉に衝撃が走ったようでした。
オッシュマンズといえばアウトドアやスポーツウェアを扱うショップ。
しかし、スタイリッシュなアイテムも多いのでオシャレさんも多く利用しています。
一応それまでにアウトドア系ブランドも見てはいたのですが…
オッシュマンズのような大型ショップであれば、靴下の取扱いも多そうだし、確かに良いものはあるかも。
やはり餅は餅屋、
ファッションはショップ店員さん。
「何事も話してみるものだな」と改めて実感。
興奮冷めやらぬ様子で店員さんにお礼を伝え、その足でオッシュマンズに向かいました。
そして見つけたのが、冒頭にもお伝えしたWigwamの靴下だったんです。
Wigwam(ウィグワム)というブランドについて
オッシュマンズで見つけるまで、Wigwamというブランドについては失礼ながら全く存じ上げませんでした。
Wigwamはアメリカのソックスブランドで、100年以上続く老舗ブランドとのこと。
つまり、「定番」という条件はクリアしてくれました。
”lifetime guarantee”の記載がありますからね
ブランドの特徴としては、作られる靴下はほとんど全てがMADE IN USAで、価格帯は1足¥500〜¥2,000くらい。
スポーツ用途に使われるような丈夫な作りのソックスが売りになっているようです。
ラインナップも非常に豊富で、白ソックスに限らず、何かしら好みの靴下は見つかるかもしれません。
Wigwamのソックスについて
ぼくが購入したのは、ブランド定番で展開している「Super60 3pack Sox」シリーズです。
クォータサイズとロングサイズを購入しました。
左足にはWigwamのロゴがプリントされてます。
パッと見は何の変哲もないリブソックスで、素材はコットンとストレッチナイロンで構成されています。
触った感じはガサッとしたドライな質感。
この靴下こそ、現時点での理想の白ソックスなのでした。
こちらの特徴について、詳しく触れていきます。
白過ぎず、ベージュ過ぎない色味
何気にこの条件に一番苦しめられたかもしれません。
白ソックスって探してみると、
意外にもほとんどが真っ白に近い白なんですよね。
かと思えばベージュ味が強過ぎる生成り色も多いし。
どちらかの両極端で、
それらの中間の色が全然無かったんです。
何故オフホワイトが良いかというと、そのくらいが一番コーディネートの馴染みが良いと思うから。
真っ白だと靴下が妙に浮いちゃったり、
ベージュ味が強いとカジュアル感が強くなり過ぎたり。
なので、この中間が最も使いやすいと思っていたのでした。
(あくまで個人の感想です)
その点をWigwamはしっかり満たしてくれたんです。
本当に丁度良い色味。
僅かな違いですが、服装への馴染みも良い気がします。
まさに中間。
やっぱりこれくらいが好きです。
ほど良いリブの太さ
リブソックスは見た目がシンプルである故、リブの太さも重要です。
あまり細すぎると小学生感みたいな幼さ(?)が出ちゃうんですよね。
(例えばそこら辺のスーパーにある6枚入りソックスとか)
その点、Wigwamはある程度太めのリブになっています。
また、ガサッとした質感で程よいカジュアル感も出るので、少なくとも「小学生みたいでダサい…」みたいな事態は避けられそうです。
パイル地でクッション性ある履き心地
実は靴下探しをする上で、
履き心地はあまり重要視していなかったんです。
それを重視してしまうとどうしても価格が上がってしまいますからね。
しかし、Wigwamのソックスは裏地がパイル地になっているので、クッション性もあって履き心地も良いのです。
これについては嬉しい誤算。
フカフカな履き心地でコスパも非常に良いと思います。(価格は後述)
厚みがあって丈夫
MADE IN USAということもあり厚手で丈夫な作り。
ここ最近はずっとWigwamの靴下を履いていますが、そうそう穴が空くことはなさそうな感じです。
ただ、ここで「ん?」と思われた方も多いかもしれません。
この「厚手」という点、先程ぼくが購入条件から外していたものでしたよね。
この理由は、革靴のサイズ選びに影響が出るから。
それで見つけたときはこの厚みで躊躇したんですが、まぁ「モノは試し」ということで購入。
実際に自分の革靴と合わせてみたのですが…
結論から言えば、問題ありませんでした。
「万力締め」と名高いJ.M.Westonのゴルフに合わせて1日歩いてみましたが、特に痛いとかつま先が当たるといったことは無かったから。
ただ、ギリギリ大丈夫というくらいなので、足の形や選んだ靴のサイズによっては支障が出るかも?くらいの厚み。
なので、「誰でもどんな靴でもOK」という訳では無さそうなのでちょっと注意が必要そうです。
ある程度入手しやすい
白ソックスは衣類の中でもダントツの消耗品。
いつダメになるのかも分からないので、入手のしやすさは非常に重要です。
Wigwamは楽天やアマゾンでも取り扱いがあるので、入手のしやすさでは特に問題ないかと思います。
ただ、注意点としてはショップによって結構値段が変わること。
ぼくが見た中ではオッシュマンズで直接買うのが一番安そうでしたが、オッシュマンズは地方に店舗が無さそうなので、その場合は通販になるかと思います。
色・形・サイズが豊富
このSuper60というシリーズ、種類が非常に豊富なのです。
色は黒、白に加えてグレーの3色展開。
出典:https://www.oshmans-online.jp/
実はビジネス用ソックスもWigwamにするため黒も購入してます。
ぼくは同じ革靴を仕事でもプライベートでも履いちゃうタイプの人間なんですが、こうやって靴下を同じメーカーで統一することで、革靴のサイズを選ぶ時に靴下のことを考慮しなくてもよくなったんですよね。
非常に地味ですが嬉しいポイントでした。
ただ、ちょっと残念だったのが黒はポリエステルが使われてること。
色で素材が変わるのは想定外でしたが、まぁビジネス用ソックスには拘りは無いので、「まぁいっか」という感じ。
そしてサイズも豊富で、以下の3種類が用意されています。
- S … 21-23.5cm相当
- M … 24-26.5cm相当
- L … 27-29cm相当
メンズの靴下のサイズって、
何故か25cm〜27cmのサイズしか無いことが多く無いですか?
ぼくは27~28のサイズくらいになるので、洗濯で縮むことを考えるともう少し大きいサイズが欲しかったんですよね。
それを考えると、27~29cm相当のサイズがあるのは嬉しかったです。
さらにさらに、形もロング、ミドル、ローの3種類用意されています。
出典:https://www.oshmans-online.jp/
同じ靴下で、季節やコーディネートで形を選べるのも非常に魅力的でした。
お手頃価格
そして肝心のお値段。
こちらのWigwamのSuper60は、形によりますがオッシュマンズで3足パックおよそ¥1,500程度。
つまり1足おおよそ¥500。
うん、安い!
このくらいの価格であればダメになっても精神的ダメージを負うこともありません。
何も気にせずガシガシ履けるというのは、靴下においてはやはり重要な要素。
このお手頃価格で理想のソックスを見つけられたのは、大変喜ばしいことなのでした。
ずっとこの靴下で
ビジネス用に黒も買い揃えたことだし、ぼくが今後履く靴下は1年中Wigwamのソックスになりそう。
というか、現時点では「もはや一生この靴下履くんじゃね?」ってくらいに思ってます。(まぁ気分屋なのでいつか気が変わりそうですけど…)
まだ購入して数週間という短い期間ですが、今のところは欠点が見つからないんですよね。
そして、このWigwamの靴下、ネットでも軽く調べてみたんですが着用している方がそれほど多くないように見えました。
なので、個人的には「隠れた名品」くらいに思っています。
そういったものを今回ご紹介できたことに、ファッションブロガーとして非常にエクスタシー。
今はちょっと本国のご時世的な件もあり、全国的に在庫は少なめっぽいのですが…(2020/09/12時点)
定番でいつかは再入荷されるはずなので、気になった方は是非、です。