【2020AW】ユニセックスブランド、LENO&COのデニムを購入

LENO フェードブルーデニム記事のアイキャッチ画像
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シーズン最初にパンツを買うのはオシャレ理論

本格的に2020AWの服が展開されてきてます。

少しずつ涼しさも感じてきましたし、
もはや気持ちは秋冬に向いてますよね。

そしてこの度、
2020AWの狼煙を上げるべく一発目の服を購入いたしました。

lenoのデニムを購入

事前には全く候補にも無かった、
デニムパンツだったんです。

今回は、LENO&COのデニムを購入したのでレビューしていこうと思います。

デニムはいつでも欲しいよね

まずはデニムを探してた経緯のお話し。

つい半年前にデニムを買っていた気がしますが…

そうは言ってもデニムはメンズファッションの鉄板品なので、良いデニムは男であればいつでも欲しいモノだと思い込んでおります。

が、デニムと一口に言ってもその種類は千差万別。

  • 素材
  • 染め
  • オンス
  • シルエット
  • ストレッチ具合…

何種類持ってても良い、とくらい思えるくらいのモノですよね。

で、ここ最近の自分の気分としては、
以下のようなデニムが欲しいと考えていました。

こんなデニムが欲しい〜
  • 薄めのブルー(暑いため)
  • ライトオンス(暑いため)
  • 太過ぎず細過ぎない
  • テーパードが効いたパンツ

この中でも、シルエットはかなり重視してましたね。

以前購入したscyeは結構太めで、深いタックとセンタークリースの入ったスラックスの仕立て。

これはこれで大好きだし、合わせ易くて重宝しているんですが、もうちょっとスタンダード寄りなデニムっぽいシルエットも欲しかったんですよね。

で、こんな感じのデニムを探してたら、ユニセックスブランドのデニムの形が好きであることに気付きました。

なのでユニセックスブランドを中心に探して、良さそうなモノがあれば試着、また次を探すって作業を繰り返していたわけなんですが。

LENO&CO(リノ)のデニムが、あまりにもドンピシャだったのです。

LENO&COというブランド

LENOの紙袋

LENOは2015年、原宿のマンションの一室からスタートしたブランド。

実際に足を運びましたが、
マンションの1階に店舗を構えております。

まぁメンズ一人では入り辛いことこの上無かったですね…

原宿のleno直営店
woman’s clothingって書いてあるし、緊張してブレている

ブランドの特徴としては、ヴィンテージアイテムを元に現代的に解釈した「今着たい日常着」として作り替えた服を展開。

デザインとしてはスタンダードで長く着られそうなものが多いので、ずっと気になっていたブランドの一つでした。

今結構キテるブランドなので、Instagramではレディースを中心に結構な頻度で見かけるようになりました。

ユニセックスブランドではありますが、今はレディースの扱いがメインっぽくてメンズ展開はまだ多いとは言えないのが正直なところ。

lenoのブランドタグの色
タグの色が白はレディース、黒はユニセックスorメンズだそうな。

とは言え、その少ないメンズ服も少数精鋭の素晴らしいモノばかり。
直営店では色々目移りしちゃいましたね。

昨今のトレンドにもハマってると思うので、当ブログで登場するような服やブランドが好きな方は気に入るんじゃないでしょうか。

LENOのデニムの良さ

で、行き着いたのがLENOのデニムだったという話。

商品名は「LOOSE TAPERED JEANS(FADE)」。

身長179cm、ウエスト80~82cmでサイズ32を購入しました。

サイズ32インチを購入

LENOのレディースでのデニムにはKAYとLUCYという女性の名前が付けられた有名モデルがあるんですが、メンズでは特に名前は無いみたい。

簡単にこのデニムの特徴を挙げていくと。

色味はFADEという、色落ちを再現した薄いブルー。

FADEカラーデニム

素材は当然綿100%。

lenoデニムの洗濯タグ

オンスは12オンスという、メンズデニムとしては比較的軽い生地感。
このくらい軽い方が日常生活で手に取りやすいですね。

12オンスのライトデニム

旧式織機(シャトル機)で織られた赤耳のセルビッジ。

赤耳セルビッジ

前開き部分はボタンフライ。

ボタンフライのデニム

ボタンにはLENOのブランドネームが見られます。

ボタンにブランドネーム

「ボタンフライは苦手」という話を幾度かしてましたが、ここは妥協できる部分でしたね。
ライトオンスで柔らかいこともあり、開閉はしやすいですし。

そして価格の話をしてしまうと、こちら税込みで¥31,900。

ドメスティックブランドのデニムとしてはまぁ普通の価格かもしれません。

しかし、個人的にはデニムパンツは¥20,000前後の感覚だったので「ちょっとお高いな」と思ってしまってたのが正直なとこ。

じゃあ、ぼくがこのデニムの何にお金を払ったのかと言うと…

シルエットが好き過ぎる

lenoデニムの掛け画

もう、これに尽きます。

シルエットがあまりにも好みだったんです。

股上深め

股上は深め。
太過ぎず、細過ぎずの絶妙な太さ。
腿周りからよく効いたテーパードが最高。

ユニセックスブランドが得意とするようなシルエットで、「まさにコレを探し求めていた」というドンピシャ具合でした。

着画

ライトオンスゆえの動いたときの皺感なんかもめちゃくちゃ好き。

このデニムの皺好き

鏡の前で色々ポーズを取りたくなるデニムでした。

デニムのポーズ着画

いいお値段することもあり、試着しながらも店頭で結構悩んじゃってたんですが…

チラチラと視界に入る鏡に映る姿が良過ぎて、購入を決めちゃった感じでした。

着画のGIF

LENOのメンズパンツは去年は3型ほどあったらしいんですが、今年はこのLooseという型のみとのこと。

また、Looseという型は去年もあったそうなんですが、名前は同じでも形が変わっているそうな。

去年のLooseはストレートシルエットだったところ、今年はテーパードシルエットになってます。

今後も変わる可能性はあるみたいで、ちょっとだけ注意が必要かもです。

まぁぼくは今年の形が好きだったわけで。

店員さんから「服との出会いは一期一会」という言葉を頂いたんですが、まさにその通りだなと。

このタイミングで買えて本当に良かったと思っています。

詰められたこだわり

ぼくはシルエットに惚れ込んでこのデニムを買ったわけですが、元々LENOは拘りの強いブランド。

ブランド理念よろしく、このデニムもヴィンテージ服を踏襲していて、その特徴が端端に見られます。

裾のチェーンステッチでパッカリングを再現していたりとか。

チェーンステッチのデニム
デニムのパッカリング
ヨークのチェーンステッチ
ベルトループのパッカリング

ステッチも色落ちしたものを再現できるような糸を厳選していたりとか。

ステッチの色

ただ色落ちさせるだけでなく、自然なヒゲやハチノスを再現させるため、手作業で色を落としていたりとか。

デニムのヒゲ
デニムのハチノス

リベットは打ち抜きだったりとか。

打ち抜きのリベット

製造工程も、ロングウォッシュ、ストーウォッシュ加工、サンフォライズ加工と様々な工程を経られているそうな。

普通は12オンスくらい軽いデニムでこれだけの色落ちをさせると、加工する段階で穴が空いちゃうらしい。

直営店の店員さんに色々お伺いしたのですが、ぼくの知識と脳味噌では理解が追い付かず、「色々やってるんだなぁ(ほぇ〜)という結論に落ち着きました。

やはり価格はお高いのですが、そういった拘りがあってこそですね。

今後注目したいブランド

先述の通り、LENOはまだメンズ展開も少なく、取り扱いも少ないのですが、「本当に最高のデニムを作ってもらえたなぁ」と思ってます。

良い物を作って頂き、ありがとうございますの気持ちです。

購入したばかりにも関わらず、ここ最近外出するときはこればっかり履いてますからね。

ファッジ風のデニム着画
メンズファッジっぽくロールアップ。なんかめっちゃ上げるよね。

近いうちに同じ形で別の色(濃い色?)も出るらしく、もしかしたら色違いで買っちゃうかもしれないですね…

人気雑誌のメンズファッジでも掲載されていたりと、露出も増えているので今後はどんどん注目を浴びるブランドになりそうです。

既にレディースの服は動きが早いみたいですからね。

今後はメンズ展開も増やしていくとのことなので、積極的にチェックしていきたいですね。

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