BIRKENSTOCKの代表モデル、ボストンをレビュー

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夏が終わっても、サンダルで

気付けば8月も終わり。

8月は自分の中でTHE・夏ってイメージなので、夏も終わりって気がしちゃいます。

まだ暑い気温は続きそうですが、ここからは夏物の出番は少なくなるでしょうね。

特にサンダルなんかは出番が減りそう。

夏以外はなかなか着用が難しいので、
ファッションアイテムの中でも特に季節が短いヤツだと思ってます。

ぼくもサンダル自体は持っておりますが、ぼくのサンダルは夏が終わってもまだまだ出番がありそうです。

ボストンは1年中履ける

だって、BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)のボストンだから。

そんな訳で今回は、こちらの超定番モデルについて語っていきます。

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)について

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)と言えば、もはや説明不要なくらい有名なドイツの靴ブランドですね。

1774年創業という歴史の深いブランド。


出典:https://www.boston-c.com/hpgen/HPB/entries/179.html

フットベッド(中敷)の産みの親としても知られていて、その履き心地は抜群。


ビルケンシュトック ブルー フットベッド

デザインだけでなく、足の健康もサポートしてくれる一石二鳥のサンダルなのです。

フットベッドの種類

ビルケンシュトックのフットベッドにはいくつか種類があります。

ロゴが黄色、もしくは黒のオリジナルフットベッド。


出典:https://www.birkenstock.com/jp/educational/footbed/

黄色と黒の違いは製造時期が違うだけなそうな。(黄色が古いもの)

オリジナルは履き始めは硬くて痛いかもしれませんが、履き込めば足の形に馴染んでくれます。

また、土踏まず部分のアーチの形が深かったり、つま先のラインがあるのでしっかりしたフィット感も特徴です。


出典:https://www.birkenstock.com/jp/educational/footbed/

お次は、ロゴが緑色のビーガンフットベッド。

ほとんど見かけないですし、実物を見たことがないのですが、形状を見る限りはオリジナルとフィット感は変わらなそうですね。


出典:https://www.birkenstock.com/jp/

そしてぼくが持っているのはロゴが青色のソフトフットベッドです。

ビルケンのソフトフットベッド

オリジナルフットベッドから更に発泡ゴム製インソールを加えているので、最初からフカフカの履き心地

ぼくは断然ソフトフットベッドが好みですね。

修理が可能

サンダルは履き潰して終わり、という消耗品のイメージが強いですよね。

ビルケンシュトックのサンダルもソールはポリウレタン製なので、加水分解による劣化などは避けられません。

ビルケンのソール

しかし、ビルケンシュトックに関しては公式のサポートが手厚いので、ほとんどのパーツが修理可能なんです。

できないのはアッパー部分くらいで、極端な話それ以外は修理可能とのこと。

まぁ修理する部分が多くなればなるほどその金額も上がりますし、新品買うよ!みたいなことになりそうですけどね…

修理メニュー例
  • オールソール交換(サンダル、クロッグ/ペア)¥5,000+税
  • フットベット交換(ペア)¥8,500+税
  • ヒール部交換(ペア)¥3,500+税
  • スエードライナー交換(張替え/ペア)¥4,000+税
  • バックル交換(1ヵ所)¥1,000+税
  • オールソール交換(シューズタイプ/ペア)¥11,000+税

今後手に入らないシーズンモデルや、良いエイジングをしたアッパーなどは買い直すことはできないので、そういったときに活用すると良いですね。

※ちなみに、修理に出すことによってフットベッドを別タイプのものに変えることも可能らしいです。(オリジナル→ソフトに変えるなど)
¥9,000くらい掛かっちゃいますが、「このモデルのソフトフットベッドが欲しいけど売ってない…」といった時や、どうしても履き心地が気に入らないときは利用するのもアリですね。

ボストンというモデルが好き

ぼくが愛用しているビルケンは、人気が高い定番モデル「ボストン」です。

定番モデル、ボストン

ボストンの特徴はサンダルだけどつま先が出ていない、いわゆるクロッグサンダルのデザイン

ぼくがこのボストンを好きな理由の一つに、通年で着用できるという点があります。

夏には素足で履けるのはもちろんのこと。

ビルケンボストンを素足で

そして他の季節はソックスと合わせて着用。

ビルケンボストンを靴下と合わせて

ボストンでは定番の合わせ方。

アリゾナとか他のビルケンサンダルでもソックスに合わせて着用することもできますが、やっぱりこのアッパーデザインならではの雰囲気です。

また、コーディネートの合わせやすさも随一。

ぽってりしたフォルムなのでカッチリしたスタイルには合わないですが、カジュアルな服装ならほとんど合わせられるでしょう。

昔、POPYEの以下の号で見かけたんですが、ぼくの好きなブランドYAECAのデザイナーさんは靴はボストンしか置いてませんでした。
(結構前の雑誌なので今は違うかも)


POPEYE(ポパイ) 2018年 10月号

それくらい汎用的なモデルってことですね。

また、ビルケンサンダルの中でもボストン特有の良さとして、エイジングが分かりやすいということもあります。

アッパーの装飾もないし、履き皺とかを楽しめるのはビルケンシュトックの中ならボストンがナンバーワンじゃないですかね。

オイルドアイロンの履き皺
柔らかいヌバックなのでそれほど皺は目立たないですが…

革靴好きとしては堪らないポイントなのでした。

色違いで買いました

ぼくはこのボストンを色違いで持っております。
(好きなものは色違いで買いがち…)

ボストンを色違いで

素材もそれぞれ別物です。

トープ(スエード素材)

一つはトープというベージュっぽいカラー。

素材は起毛感のあるスエードで、かなり柔らかいです。

ビルケンボストンのトープ

一応過去の記事でも登場しました。

このトープという色は、ビルケンシュトックの中でも特に人気の色ですね。

ベージュの靴ってどうなんだろうって感じですが、意外にも使いやすいです。

デニムはもちろんのこと、

デニム×ビルケンボストン

チノパンにも。

チノパン×ビルケンボストン

結構何にでも合わせられます。

ビルケンの直営店でこの色を試着したときに、店員さんが「トープはメンズ憧れのカラー」と仰っていたがすごく印象的だったんですけど、それだけ人気が高いとい
うことなんでしょうね。

ビルケンボストントープの着画
とりあえず回っとく

オイルドアイロン(ヌバック素材)

そしてもう一つはオイルドアイロンというカラー。

ビルケンシュットックボストンのオイルドアイロン

これは昨年のシーズンカラーで、今はほとんど在庫は残っていないようです。

このグレーっぽい色味に一目惚れでした。

素材は軽い起毛感があるヌバック。

履いてる感じは通常の天然皮革やスムースレザーに近いんですが、それよりも柔らかい気がします。

ビルケンボストンオイルドアイロン

このくらいが硬くもなく柔らか過ぎずで履きやすく感じました。

ヌバックはお手入れ次第で本当に表情がコロコロ変わるやつですが、最近は防水スプレーだけのお手入れにしちゃってます。

ビルケンボストンのオイルドアイロン

個人的にはなかなか良い感じになってきたかなーと。

そして実は、先程のトープよりもオイルドアイロンの方が出番が多いんですよね。

ビルケンのフットスタンプの比較
足跡がオイルドアイロンの方が濃い

ヌバックは適度な固さがあって履きやすいとか、グレーっぽい色味が自分のコーディネートによく馴染むとかの理由で。

玄関に置いてあると、ついついコイツを履いちゃいますね。

ビルケンボストンを履くGIF
とにかく楽チンなんですわ

サイズ感について

最後にサイズ感だけお伝えしときます。

ぼくの足サイズはこんな感じで、サイズ43(28cm相当)を着用しています。


いつものZOZOMAT。

幅はレギュラー幅。

ビルケンシュトックのサイズ幅には普通幅(レギュラー)と細幅(ナロー)が用意されているんですが、メンズのサイズは基本的に普通幅しか無いそうです。(一応ネットで並行輸入品などを探せば細幅もありそうですけどね)

ぼくは左の足長が1cm弱ほど長いので、そちらに合わせて選びました。

それでフットベッドに付いたつま先側の足跡(フットスタンプ)はこんな感じ。

ビルケンボストンのフットスタンプ

気になるのは右足の小指が当たってることくらいで、基本的にサイズは合ってそうです。

ただ、甲のフィット感は正直言うとイマイチかも。
多分、自分の甲は低めなので。

ビルケンボストンの甲のフィット感

ボストンはベルトで締めることもできますが、一番狭い穴でも緩かったので店舗でベルトの穴を開けてもらってます。(その場で無料で開けてもらえます)

ビルケンシュトックボストンのベルト穴

モデル毎のベルトの締め付けなど差はありますが、ビルケンシュトックのサイズは基本的に全モデルで一緒なので、購入の際の参考になればです。

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