重曹と消しゴムを使ってシルバーアクセサリー綺麗にする方法を解説
失われたあの頃の輝き
この時期になると、私服で外出するときには必ずと言って良いほどアクセサリーを着用しています。
夏はシンプルな服装になりがちの季節。
何も付けないとちょっと物足りないですからね。
お気に入りのモノで揃えているので、アクセサリーを着けるのはすごくワクワクするんですが…
気付いてしまったのです。
あの頃の輝きを失っていることに。
しっかり黒ずんじゃっています…
でもこれはシルバーアクセサリーを使っていれば、避けられないこと。
お手入れをサボっていた自分が悪いのです。
「あの人のアクセサリー汚っ」
なんてことは絶対に避けねばなりません。
そしてお世話になった感謝も込めて、ちゃんとお手入れしようと決めたのでした。
そんなわけで今回、自分でシルバーアクセサリーを綺麗にしてみたので、その方法をお伝えしていきますね。
シルバーアクセのお手入れ方法
アクセサリーをお手入れするにあたって、やり方はちゃんと調べてきました。
変に自己流の方法でやって駄目にしちゃったら目も当てられませんからね…
すると、意外にも簡単にできる方法が色々とあるみたいですね。
全部説明しているとキリがないので、良さげな3つの方法をピックアップします。
シルバーアクセサリー専用クリーナー
餅は餅屋。
専用のアイテムを使う方法です。
シルバーアクセサリーのお手入れには布タイプと液体タイプの2種類ございます。
布タイプは布に研磨剤が含まれていて、磨くだけなので楽ちんなのが良いところ。
でも細かいデザインだと磨き辛くて、汚れが落とし切れないことも。
液体タイプはアクセサリーを漬けて汚れを落とします。
細かいデザインでも細部まで汚れが落とせるのが良いですね。
でも強力なので、扱いに注意が必要です。
どちらを使うかは自分のアクセサリーの形を見て決めると良いでしょう。
しかし、専用のものをわざわざ買うのって、経済的にも精神的にもハードル高く感じません?(少なくとも自分は感じる)
アクセサリーを沢山持ってるならまだしも、数個しか持ってない自分とか出番なんてほとんど無さそうだし。
そんな方には次の二つをオススメしたいです。
重曹
もはや「掃除なら何でも使えるんじゃないか」というレベルの、超万能選手がここでも登場。
何かと便利なので「持ってるよー」って言う方も多いんじゃないでしょうか。
お肌にも優しいので、先述の専用クリーナーのように肌荒れの心配も無し。
専用クリーナーより買うハードルも断然低いですね。
重曹を使ったアクセサリーのお手入れにはいくつか方法があります。
- アルミホイルと併せて漬ける
- 水と混ぜてペースト状にして磨く
- 直接塗り込む
アルミホイルは自分も実践した方法で、手軽で良い感じでした。(詳細は後述)
自分の環境に合わせてやりやすい方法を選ぶと良いでしょう。
消しゴム
アクセサリーを購入した店舗にお手入れ方法を問い合わせたことがあるんですが、
そのお返事が結構意外なもので「消しゴムがおすすめ」という話だったんですよね。
そんな発想なかったので聞いた時は軽く驚きました。
でも言われてみると、消しゴムって研磨剤みたいなものだし、アクセサリーを傷つける心配もなさそうだし、合理的な方法に思えます。
ネット上でも調べてみましたが、アクセサリーのお手入れでは良い方法として知られているみたい。
装飾が多かったりデザインが細かいものは消しゴムが届かないので不向きですが、ゴシゴシするだけなのでシンプルなアクセサリーなら手軽で良さそうです。
実際にやってみた
ぼくが持っているシルバーアクセサリーは次の3つだけ。
バングル。
ネックレス。
リング。
全部TomPigeonというブランドのアクセサリー。
素材は一般的なシルバー925です。
これらのアクセサリーの詳細については過去の記事で語っているんで、そちらをどうぞ。
このアクセサリーでちょっとだけ注意する点があるとしたら、マットな質感の仕上げになっていることですね。
ガリガリ削っちゃうと本来の風合いが損なわれるので、注意しながらお手入れしていきましょう。
消しゴムを使ったお手入れ
まずはバングル。
なかなかに汚れてしまってます。
裏側なんか真っ黒…
お恥ずかしい…
こちらのバングルは装飾なども無く シンプルなデザインなので、消しゴムで綺麗にすることにします。
ゴシゴシするだけなので、やり方はもはや説明不要。
消しゴムなんて使ったのいつぶりだろうか…
気になるその結果は…
かなり綺麗になってくれたんじゃないでしょうか!
分かりやすいように、ビフォーアフターで比較します。
ゴシゴシすると目に見えて綺麗になっていくので、なかなかに気持ち良かったですよ。
しかし、汚れのキツイ部分は結構力を入れる必要があって、全体をゴシゴシするのに結構な労力が必要でしたね…ちょっと疲れた…
あと、消しカスが大量に出るので処理が面倒。
その代わり、準備が何も必要ないのでサッと綺麗にできるのは大きいメリット。
日常的なお手入れには良さそうです。
重曹を使ったお手入れ
続いてネックレス。
首に掛けることもあり、チェーン部分の汚れが目立ちます。
こちらはバングルとは違ってチェーンが細いので、消しゴムだとやり辛そう。
というわけで重曹を使ったお手入れ方法を試します。
重曹のお手入れはちょっとだけ準備と手間が必要。
準備するものはこちら。
- アルミホイル
- 耐熱容器
- 熱湯
- 割り箸など、混ぜるもの(金属製はNG)
- 重曹
- 布など、拭く物
きっと「既に家に全部あるよ」って方も多いですよね。
自分は自炊しないので、アルミホイルだけ買ってきました。
早速やっていきます。
耐熱容器を準備。
タッパーなどお家にあるものでOKです。
ただし、金属製のものはNG。
耐熱容器にアルミホイルを敷いて、ここにアクセサリーを置きます。
アルミホイルが破れないように注意。
小さじ一杯くらいの重曹を入れます。
自分は100均の珪藻土スプーンの量を入れました。(ちょっと多かったかも?)
アクセサリーが漬かるくらいの、60度〜80度の熱湯を入れます。(自分は80度にしました)
すごく泡立って気持ちいい!
その後は割り箸で軽く混ぜて約10分ほど待つだけ。
別に割り箸じゃなくてもいいですが、金属製のスプーンなどは反応しちゃうので使っちゃダメです。
漬け終わったら、箸で取り出して布などで拭きます。
自分はキッチンペーパーで拭きました。
ちょっと手間掛かりましたが、気になる結果は…
この方法でも綺麗になってくれました!
一応こちらも前後で比較しておきます。
こうやってビフォーアフターで並べて見ると効果が分かりやすいので、とっても快感です。
※実はコレ、1回失敗しちゃってるんです。
重曹とお湯を先に入れて泡立てた後にアクセサリーを漬けたんですが、それだとほとんど効果無かったんですよね。(ブログネタ無くなるかと超焦った)
お湯を入れた時に反応する泡が効果的なようで、順番は大事っぽいですよ。
(お湯を入れて後に重曹を注ぐ順番でもOKみたい)
何でこれだけでこんな綺麗になるのか、不思議ですよね。
この原理をすごく簡単に言うと、アルミホイルと重曹とシルバーの黒ずみ(硫化銀)が化学反応を起こすことで綺麗になるんです。シルバーアクセサリーは空気中や汗の硫黄に反応して黒ずむので、こんな芸当ができるんですね〜。
この方法なら細かいデザインのアクセサリーでもOK。
使うのは身近な物ばかりな割に、万能でありがたい。
ちなみに、指輪もこの方法でやっちゃいました。
くすみが綺麗になってくれてます。
注意点としては、いぶし加工やメッキ加工されたものは、加工が落ちちゃう可能性があるので、やめたほうがいいってこと。(これは消しゴムも同様ですけどね)
あと、やるときは換気した方が良さそうです。
キツイ臭いはしませんが、ちょっと気分悪くなって窓開けたので…
消しゴムに比べると準備などの手間は掛かりますが、ほとんどのシルバーアクセサリーに使えそうな方法なので、覚えておくのをオススメです。
まとめ:簡単に汚れを落とせます
シルバーアクセサリーを買い始めたのがつい最近のことなので、ちゃんとお手入れをしたのも初めてでした。
でも、使った物も家にあるものばかりだし、やり方もすごく簡単で初めてでもうまく行きましたね。
やり方を調べる前はもうちょっと手間がかかるものだと思ってたんですが、良い意味で拍子抜け。
これなら今後も続けられそう。
黒ずんだシルバーアクセサリーなんて付けてたら、逆に印象悪くなっちゃいますからね…
夏は清潔感を保つのに色々と大変な季節ですが、その一環としてアクセサリーもお手入れしておきましょう。