【白Tシャツ】定番人気ブランドのカットソー4種類を比較

白Tシャツの比較記事アイキャッチ画像
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白いTシャツは全部一緒?

「白いTシャツなんてどれも一緒じゃん。」

かつてぼくはこう思っていました。

どれも白いし、
どれも同じ形。

違いなんて無いと。

しかしファッションに興味を持った今、
それは大きな間違いだと気付いたんですね。

色んなブランドの白いTシャツを試していく中で「あれも違う」「これも違う」と、細かい点に気付けるようになりました。

なのでその経験から、
「白いTシャツはブランドで何が違うのか」
ってのは少しだけお伝えできるかな、と思います。

白Tの定番ブランド4つ

そんな訳で、ぼくが今持っている白Tの定番ブランド4つを比較して、それぞれの違いをお伝えしていこうと思います。

エントリー選手紹介

白いTシャツはあくまで消耗品。
今まで「手放しては買って」を散々繰り返してきました。

その中でも、今回ご紹介するのは次の4つの白Teeです。

No
GraphPaper 2PackTee
GparhPaperの定番パックT
No
Hanes Beefy Beauty&Youth別注
HanesBEEFYのBeautyYouth別注
No
UNIQLO U クルーネックT
UNIQLO Uの定番Tシャツ
No
Curly SDH HS CN TEE
CurlyのSDH HS CN Tee

以上4つの白Tが、本記事でエントリー。

なぜこの4つなのかと言うと、
「今手元にあるから」
という単純な理由。

まだ他にもあるんですが、
既に買えなくなっていたりするので割愛です。

まぁどれも定番の人気商品なので、ほんのり需要はあるんじゃないかと勝手に思ってます。

この4つを徹底比較していきますよ。

GraphPaper(グラフペーパー)

まずは人気セレクトショップのオリジナル高級パックT。


出典:https://graphpaper-store.com/

1枚¥7,000という、Tシャツにしてはなかなかの価格。
にも関わらず、発売される度にすぐ完売orサイズ欠けするという人気ぶりです。

こちらの詳細は以前の記事にも色々書いてます。

サイズ感はかなりゆったり。

GraphPaperの着画

ネックは詰まりすぎず、緩すぎずの良い塩梅。

GraphPaperの首の詰まり

リブの太さも割と細めで、
縫い目が表に出ない縫製なのでキレイ目な印象です。

GraphPaperのパックTの襟

丸胴編みで脇の縫い目が当たらず着心地も良し。

吊り編みで丈夫なので、適切に扱えば長く着ることも出来ます。
実際、何度か着用して洗濯もしているのですが、劣化する感じは全くありません。

それどころか、風合いを増していってるように感じるんですよね。
これは低価格帯のTシャツでは間違いなく実現不可。

価格なりの魅力は十分にある、素晴らしいTシャツです。

Hanes BEEFY BY別注 (ヘインズビーフィー)

パックTと言えばHanes(ヘインズ)。
服好きならこのブランドを通らないことは無いんじゃないでしょうか。

そしてぼくもその例に漏れず。
Hanesの中では肉厚で丈夫なBEEFYが好きです。

加えて、今ぼくの手元にあるのはセレクトショップBeauty&Youth別注のタイプ(以下BY別注)


出典:https://amzn.to/3eGI1dg

お値段は1枚¥2,500。(amazonだともう少しお安い)
通常のBEEFYが1枚¥1,500なのでちょっとお高め。

通常のBEEFYとの違いは以下の3点。

  1. 身幅が大きめ
  2. 袖口・裾のヘム巾が長め
  3. トリコロールカラーのネームデザイン

通常のBeefyよりも、より1枚で着やすくなってますね。

BEEFYのBY別注のポイント

個人的な印象としては、
ほど良くワイドでバランスの良いサイズ感だと感じました。

1枚で着ても映えるし、良い具合の厚み。
着丈が少し短いのも好印象です。

BEEFYの着画

ネックは結構詰まってます。
リブも結構太めです。

BEEFYのネックの詰まり暗い

生地感はほど良くガシッとしてて肉厚。

BEEFYのネック

こちらも丸胴編みで脇の縫い目はありません。

ちょっと注意点があるとすれば、洗濯で結構縮むということ。

残念ながら正確にサイズを測っていなかったのですが、着丈とかは1サイズ近く縮んだように感じます。

それを前提にサイズを選ぶかどうかは、縮む場所によるので難しいですが…
一応頭に入れておいたほうが良さそうです。

総合的に考えると、「手頃な価格で1枚で過ごせるTシャツが欲しい」なら買って間違い無い一着だと思います。

UNIQLO U(ユニクロユー)

Tシャツ界のコスパお化け、UNIQLO U。
確かにこのクオリティのTシャツが¥1,000は化け物だと思いますね。


出典:https://www.uniqlo.com/jp/

「夏に街で石を投げれば、コレを着た人に当たる」と言って良いくらいには、UNIQLO Uのシェア率は凄いものになってるんじゃないでしょうか。

持っている方も多そうなので、
本企画の基準としても活躍してもらいます。

サイズ感は今ドキ感ある程よいワイドさ。
シルエットは先程のBEEFYに似てますね。
(こちらのが着丈が長めっぽい)

UNIQLO U着画

ネックの詰まりは平均的で、バインダー式の首元が特徴的。
伸びにくい縫製なのが嬉しい。
(1000円でこの縫製を実現してる服ってどのくらい存在するのかな?)

UNIQLO Uの首の詰まり

生地感はかなりゴワッとして丈夫な質感。
夏には肌離れも良さそうなのが良いですね。

UNIQLO Uのネック

脇は縫い目がある横割り。

全体的な印象としてはカジュアル寄りな印象

また、良くも悪くも「ユニクロのTシャツだな」と一発で分かるようなルックスです。

特徴的なネック部分とか、
ムラっぽい色味とか、
ゴワッとした生地感で服自体のシルエットが出やすい点とか。

まぁ気にしない人なら全然問題ないし、これが¥1,000で買えちゃうのは破格としか言いようがないので、カジュアルなカットソーが好きな人にはたまらないヤツです。

Curly(カーリー)

現状、「ドメブラでカットソーといえばここ」くらいのブランド。

本記事ではブランドの超人気カットソー「SDH HS CN TEE」が登場。
春の定番商品です。


出典:https://curly-cs.com/

1枚¥6,800円という価格ですが、超人気商品で入荷した瞬間に完売するほど。

造りも上質で、高級綿である「スビンコットン」を使用して非常に滑らかな触り心地です。

サイズ感としては、身幅広めのハーフスリーブ。

Curly着画
これだけMサイズ相当を買いました

首元は結構空いていて、ネックは細めのバインダー式。

Curlyの首の詰まり

生地感はかなりツルツルで気持ち良い。

Curlyのネックの縫製

脇はこちらも横割り。

他に大きな特徴としては、
Curlyは裾にスリットが入ってることが挙げられます。

重ね着したたときに見え方が良い感じ。

カットソーのレイヤード

こういったカットソーって他のブランドでは中々無いので、その人気ぶりも納得です。

横に並べて比較します

各ブランドのTシャツを軽く説明してきましたが、ここからは分かりやすく横に並べて比較していこうと思います。

以下のポイントをサクサクと見ていきますよ。

比較するポイント
  1. サイズ感(シルエット)
  2. ネックの詰まり
  3. ネックの太さ
  4. 色味
  5. 生地感
  6. 透け具合

1.サイズ感(シルエット)

CurlyだけMサイズ相当ですが、他は全てLサイズ相当のサイズを選んでいます。

まずはサイズの実寸値で比較。

メジャーでTシャツを測る

完全な素人採寸なので、参考程度です。
(単位はcm)

着丈袖丈身幅肩幅袖幅
GraphPaper(サイズ3)732656.54719
BEEFY BY別注(Lサイズ)68225648.517
UNIQLO U(Lサイズ)71.522565018.5
Curly(サイズ2)68.526.551.54615

続いて着画。
179cm60kgの細身体型が着用しています。
(詳しい体型のサイズはAboutページに記載)

まずは前から。

白Tの着画比較

腕を広げてみます。

Tシャツの腕を広げた着画

横から。

白いTシャツの横からの着画

後ろからも一応。

GraphPaperが一番ゆったりしてますね。
着丈もダントツで長く、袖も肘くらいまで隠れています。

続いてBEEFYは、身幅が大きく着丈が短め。
洗濯の縮みが影響してるかも。(これは2〜3回洗濯した)

UNIQLO UはBEEFYと似たシルエットですが、少し着丈長めかな。

CurlyだけMサイズ相当なので身幅がジャスト気味です。
でもハーフスリーブなので、全体的にはタイト感は出ていません。

2.ネックの詰まり

細かいですが、ネックの詰まり具合も印象が変わるポイント。

こちらも比較してみます。

襟の詰まり具合を比較

他と比較するとGraphPaperは横に広がり気味。

BEEFYはかなり詰まってます。

UNIQLO Uは詰まり具合では平均的かな。

CURLYは首元が結構空いてます。
セクシー。

3.ネックの太さ

詰まりだけでなく、
ネック自体の太さも見てみましょう。

ネックの太さの違い
(数値は大雑把です)

記載の数値通り。

BEEFYの太さとCurlyの細さが目立ちます。

個人的には、GraphPaperくらいがちょうど良いと思ってますね。
まぁ、これも人それぞれの好みですけどね。

4.色味

「白いTシャツ」と一括りにしても、
比較してみると実際は色味が全然違うんです。

真っ白なのか。
オフホワイトなのか。
アイボリーなのか。
(どれがどんな色味かは正確にはわからないけど…)

見て頂ければすぐ分かります。

白いTシャツの色味を比較
この画像は加工していません

光の加減もありますが、
上2枚と下2枚で明らかに色味違いますよね。

BEEFYとGraphPaperは真っ白に近いホワイト。
CurlyとUNIQLO Uは軽くベージュ味掛かっています。

ちょっとした違いですが、コーディネートでの印象は大きく変わるんですよね。

真っ白はキレイ目に。
オフホワイトはカジュアル目に。

ぼくはそんな感じで使い分けています。

5.生地感

素材は全て綿100%ですが、
Tシャツによって生地の質感はかなり異なります。

写真では伝わりにくいかもですが、
一応寄って撮ってみました。

白いTシャツの生地感比較

主観でそれぞれの生地感を擬音で表現すると…

GraphPaperはふわふわ。
Beefyはガッシリ。
UNIQLO Uはゴワゴワ。
Curlyはツルスベ。

完全にぼくのセンスです。
異論はあるかもしれませんが、参考程度に…

6.透け具合

これからの季節、Tシャツ1枚で過ごす人も多いはず。

そこで一番気になるのは透け感。
もとい、乳首。

夏のメンズファッションと切っても切り離せない乳首。

透けないTシャツというのは、
それだけで重宝されるものですよね。

そこで乳首を透けさせようと頑張って自撮りしてみました。

Tシャツの透け具合を比較

しかしその甲斐もなく(?)
どれもほとんど透けていません。

今回取り上げているブランドは厚地のものがほとんどだったので、まぁ予想はしていた結果でした。

強いて言えば、生地が薄めのCurlyはすこ〜し透けてる気がします。

乳首の透けが気になる方は
GraphPaper、
Hanes Beefy、
UNIQLO Uから選べばとりあえず問題無さそうです。

他のブランドとの比較にも。

ここまで各ブランドを比較してきましたが、勿論良いブランドはこれだけではないですよね。

まぁ、同じ人でもその時の気分によって着たい服って変わりますし…
「絶対にコレ!」っていう正解は無いと思ってます。

ここで登場しなかった他のブランドとの比較もできると思うので、是非参考にしてみてください。

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