BLUNDSTONE(ブランドストーン) 日本別注ローカットの特徴と魅力
雨の日に履く靴
近頃は不安定な天候が続きますが、ファッション好きとしては 履いていく靴にめっちゃ困るんですよね。
特に革靴好きには致命的。
だから雨の日用の靴ってのは用意しておきたい。
ぼくは雨の日に履く用の靴として、BLUNDSTONE(ブランドストーン)の日本別注ローカットを持っております。
そんなわけで今回は、こちらの靴についてご紹介していこうと思います。
BLUNDSTONE(ブランドストーン)について
ブランドストーンはオーストラリアの老舗フットウェアブランド。
元祖サイドゴアブーツのブランドとも言われています。
ブランドストーンの一番の魅力は、やっぱり雨に強いことですよね。
インジェクション方式という、
アッパーとソールを圧着させる特殊な製法で水の侵入を防ぎます。
また、ブーツとしてはめちゃくちゃ軽いのも嬉しいポイント。
普通のブーツは約1000gくらいはするところですが、対してブランドストーンは約500gと約半分。
スニーカーが400gくらいなので、ほぼスニーカーに近い履き心地です。
しかし、アッパーはレザーになってるので革特有のエイジングも楽しめるというスニーカーに無い魅力も持っています。
それでいて、丈夫なアウトソールで多少のアウトドアもいけちゃう頑丈さ。
“-to produse boots that can take you anywhere – “
(どこにでも連れていってくれるブーツを作ること)
このブランド精神の通り、本当にどこへでも履いていけるブーツなのです。
日本別注のローカットモデル
そんなブランドストーンのブーツ、ぼくも過去にBS558というモデルを持っていました。
雨の日用に購入したのですが、ハイカットブーツに対してはちょっと思うところがあって着用頻度は低かったんですよね…
- 自分のコーデに馴染まなかった
- 雨の日用にしてたので、雨だと強制的にハイカットブーツになる
- ハイカットは少し履きづらい
- ブーツという形の靴を持っておらず、慣れなかった
こんなところに不満を感じてました。
「他に良い雨の日用の靴ないかなー」と考えていたところにに現れたのが、
日本別注のローカットモデル。
あ、これだ。
ブランドストーンをただ低くしただけっぽいですが、先ほどの不満を全て解消してくれそう。
去年の3月に発売されてから、すぐにローカットモデル(ブラック)を購入&ハイカットモデルを手放していたのでした。(楽天でポイントも合わせて安く買えました)
ローカットモデルの特徴
ブランドストーンには、大きく分けて「定番モデル(500番台)」と「上位モデル(550番台)」の二つのラインがあります。
定番(500番台)と上位(550番台)の違いは以下。
- 踵部分のレザーライニングの有無
- ステッチがダブルステッチになる
- インソールのクッション性がより高いものを採用
- アウトソールにSPS(ショックプロテクションシステム)を採用
今回購入した日本別注のローカットは、どちらかと言うと定番モデルの500番台に近い仕様になっていますね。
アウトソールは定番モデル同様のもの。
(でもグリップ力も履き心地も十分)
踵部分はレザーライニングではないものの、ヒールカップを採用していて踵をホールドしてくれます
インソールは定番のものと同じ。
プルストラップに関しては、ローカットは踵側にしか無いですね。
総合的にはやっぱり定番モデルに近い仕様かと思います。
履いてみて、ローカットが良いと思った点
約1年間ほどローカットを履いてみたんですが、その感想は当然「大満足」なものでした。
ハイカットを手放してまでローカットを購入したぼくが、買って良かったと思えたのは以下の点です。
- スリッポンスニーカー感覚で履ける
- 合わせやすい
- 十分な防水性
- サイズに合う
- 春夏にも履ける
魅力が伝わるよう頑張って語ります。
1.スリッポン感覚で履ける
サイドゴアブーツはブーツの割に履きやすいとは言え、やっぱりハイカットだと履くのが少しだけ億劫なんですね。(面倒くさがりすぎ?)
その点ローカットなら本当にスリッポン感覚で履けますからね。
プルストラップを引っ張って履はけるので、靴べらも必要ありません。
ちょっとコンビニに行くにも、玄関に置いてあればそのまま履けちゃいます。
その軽さも相まって本当にスリッポンスニーカー感覚で履けるので、めちゃくちゃストレスフリーです。
2.合わせやすい
先程も少し触れましたが、自分のコーディネートには自分のコーディネートに合わせるのが難しく、馴染まなかったんですよね…
完全の個人の趣向なのですが、ちょっと男らしくなり過ぎる感があって…
そもそも、ブランドストーンを買ったのは、雨の日用に買うため。
なので「雨の日は必ずハイカットブーツを履くことになる」という、コーディネートが限られてしまう状況が嫌だったんです。
そこでローカットのブランドストーンの出番。
ぽってりしたボリュームある木型は、本当にコーデイネートを選ばないんですよね。
男らしいスタイルも、ユニセックスなカジュアルスタイルにも。
コーディネート初心者としては、
やはり合わせやすいローカットが好みなのでした。
3.十分な防水性
雨の日用に買った靴なんだから、肝心なのはその防水性。
ハイカットは足をしっかり覆ってくれる安心感があったのですが、ローカットはそうはいかない。
なのでちょっと心配してたんですが…
それはただの杞憂で、雨の日用の靴として十分な機能性を持っていました。
先述した通り、インジェクション方式という特殊な製法で圧着しているので、インソールまで水が入ってくることはほぼありません。
また、撥水加工を施したスムースレザーで雨に強く、本当にガシガシ履けちゃいます。
天候を選ばない靴が玄関にあるのは、かなり心強いですよ。
4.春夏にも履ける
夏にハイカットブーツはさすがにちょっと暑いですよね…
夏は天気が崩れ辛いとはいえ、雨が全く降らないかというとそうでもない。
そんなときに雨用の靴がブーツしか無いのはちょっと辛いですね…
ここでもまたもやローカットの出番。
夏の暑い気温でも、季節感は損なわない程度のルックスじゃないでしょうか。
スッキリした足元に合わせるにはローカットが丁度良いですね。
サンダルとか軽いスニーカーに比べるとさすがに暑そうですが…
でも、そこまで季節感を気にしなくて良いのはやっぱり気持ちが軽いです。
5.自分の足のサイズに合っている
非常に個人的な話ですが、手持ちの靴の中で、このブランドストーンのローカットが一番足に合っていると感じています。
過去の革靴の記事でも何度か話していることなんですが、ぼくはちょっと変わった足の形してるんですよね。
- 甲が低め
- 左右の足長差が結構ある
- 幅はしっかりある
- 踵は細い
これが理由で、靴選びにはまぁまぁ苦労してきました。
しかし、ブランドストーンのブーツは履き口が広いことに加え、サイドゴア特有の履き口のフィット感で足の形に左右されず履けるんですね。
甲が足りない感があったのでインソールを一枚挟んでいます。
このインソールはブランドストーン純正のモノですが、ハイカットを購入したときについてきたような気がします。
(もしかしたらローカットにも付いてたかも。すいません失念しました)
他の革靴とかは少しサイズが合っていなかったり、履く時に心に引っ掛かりがあるんですが、ブランドストーンはそれが全くない。
めちゃくちゃ気軽に履ける、素晴らしい相方です。
いつでもどこでも連れて行く
- ちょっとコンビニまで。
- 雨の日のお供として。
- ちょっとしたアウトドアに。
- 長い移動を伴う旅行に。
これはぼくがブランドストーンを実際に履いたシーンです。
上記の通り、「いつ、どんな場所へでも履いていける」靴であることは間違いありません。
レディースのサイズ展開もあるので、本当に老若男女誰にでもオススメできる靴。(というか、ブランドストーン履いてる女性ってめっちゃ可愛いです…)
出典:https://blundstone.jp/news/lowcut/
頑丈で本当に気軽に履けるので、「きっと長い付き合いになるんだろうなぁ」と思いながら履いています。