ローファーのサイズが合わなかったので、タンパッドを使って調整しました
ローファーはサイズ選びが難しい
気軽に履けてフォーマルカジュアルを問わない万能シューズ、ローファー。
ぼくも1足持っていて、
かなりヘビロテしています。
しかしローファーを履いていると、
常にとある不安に苛まれていました。
それが、
「もしかしてサイズ、合ってない…?」ということ。
どうも左足のつま先が歩く度に当たるように感じる。
非常に神経質な性格なので、サイズが合っていないという強迫観念で手放すことも考えることまでありました。
しかしさすがにそれは避けたい。
ということで、「自分でサイズ調整できないか?」を模索することにしました。
ローファーのサイズに悩まされている方の参考になるよう、調べた内容をしっかりお伝えしていきます!
お気に入りのローファー、Jalan Sriwijaya
今回サイズ調整したぼくの愛靴、
Jalan Sriwijayaのローファー「98589」。
コストパフォーマンスが高いことで有名な革靴ブランドです。
ローファーを買うときにいろいろ見て回ったのですが、これが一番条件に合致してしっくり来ました。
詳しくは以下の記事で語っています。
サイズは8Hを購入したのですが、
どうも微妙にサイズが合わないようなのでした。。
どうサイズが合わないの?
ぼくはどうも、ちょっと変わった足の形をしてるみたいで。
だいたい靴屋の店員さんに、
いつも以下のようなことを指摘されます。
- 甲が低い
- その割に足幅はしっかりある
- 足長もしっかりある(スニーカーで27.5cmとか)
- 足長が左足と右足でハーフサイズ違う(左足だけハーフサイズ長い)
こんな足の形をしていると、
どんな悩みが出てくるかというと…↓
- 甲の低いので足が前にずれて、つま先が靴先にあたる
- 甲でサイズを合わせようとしたら、サイズを下げる必要がある
- 幅と長さはしっかりあるので、サイズを下げると入らなくなる
- かと言って幅と長さに合わせたら甲が合わず、足が前にずれて靴擦れやつま先に指があたる
という、「サイズ選びの負のループ」に陥るんです。
紐のある靴でならギュッと締めることで甲の低さはカバーできるんですが、残念ながらローファーはそうはいかない。
Jalan Sriwijayaのローファーを購入した際は、足の長さに合わせて8H購入したのでした。
ローファーを買った後、悩むことに
実を言うと購入時に試着したときから、
左足のつま先に少し不安がありました。
見た目が大変好みかつ価格的にも予算に合うといことで「まぁ大丈夫だろう」と、
自分に言い聞かせて購入したのですが…
しかし、革靴は履き込むと革が柔らかくなったりコルクが沈んだりで、フィット感は緩くなるのが一般的。
今回もその例に漏れず、履き込む内にフィット感も緩くなり"左足のつま先が当たっている感覚"を覚えるようになりました。(ちなみに右足に関しては問題なし)
左右でハーフサイズ長さが変わると、
こんな悩みを抱えることになって辛い・・・
フィット感が緩い革靴のサイズ調整方法
ちょっと前置きが長くなりましたが、そのような経緯があって。
自分で革靴のサイズを調整する方法を模索しました。
そこで検討したのは以下の方法。
- インソールで調整する
- タンパッドで調整する
- かかとパッドで調整する
それぞれ具体的に説明します。
インソールで調整する
一番主流で、
真っ先に思いつく調整方法。
インソールにもいくつか種類があります。
- 土踏まずを合わせるタイプ
- レザーインソール
- ジェルインソール
- ハーフインソール
などなどありますので、
ご自身の足の悩みに合わせてどうぞ。
靴の中に入れるだけで手軽に調整できる点が魅力です。
タンパッドで調整する
「甲が低くてサイズが合わない」という人にはこのタンパッドがおすすめ。
ペタッと甲の内側に貼るだけで甲部分の厚みを出せるので、フィット感が向上してくれます。
「こんな小さいものでサイズ調整できるのか?」
って思いますが、意外と効果的で靴屋さんでもオススメされています。
デメリットとしては、テープで貼り付けるので貼り直しとかはできないこと。
もし剥がしたいとき等に、内側の塗装も一緒に剥げたりしちゃうのも気になるかもしれません。
かかとパッドで調整する
かかとが浮いてしまう、
かかとの靴擦れが激しいときに良いでしょう。
ただ、靴を脱いだときに見た目がよろしくない…
その上、タンパッド同様にシールで貼るので、靴のサイズ調整では最終手段だと思ってます。
実際に調整してみました
購入する前に、まずは色々試してみる
店舗によると思いますが、
東急ハンズは様々なインソールを試着できます。
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実際にぼくはここで色々試してみました。
厚地のインソールを入れてみたり、
ハーフインソールを入れてみたり。
試した感じで、結果として選んだのは・・・
タンパッドを選びました。
ぼくが選んだのはタンパッド。
試着した結果、甲が低いことで足が前にずれて、つま先が当たるようでした。
インソールを入れるとキツくなりすぎた感じがあって馴染まず…
なのでこれを付けて、ローファーを履いた時のストレスからの解放を目指します!
付けてみる
今回使ったのはこちらのレザータンパッド。
値段は両足セットで¥1,100+税。
中身はこんな感じ。
レザーの質感で、ふわふわしてます。
中の説明書。
とりあえず指示に従い、パッドを仮止めします。
早速失敗。
1cmほど切ってみたのですが、紙を切るのは逆側を切った方が良かったです。。
というのも、画像で紙を切ってる側が取り付ける時に手前側になります。
この状態だと、仮止めしたあと紙を剥がすときに靴の奥側から剥がすことになるので非常に剥がし難かったです…
すごく細かい話だけど、
取り付け時には参考にどうぞ。
で、貼った結果としてはこんな感じ。
右足は特に悩んでいないので、
今回は左足だけ付けることにします。
そして、付けてみて実際に軽く履いてみた感想としては・・・
いい感じ!
前にずれなくなって、歩いてもつま先があたる感覚がなくなりました!
劇的に変わったわけではなぃ画像でお伝えするのが難しいのが残念ですが。
結構しっくりきてます。
つける前は「こんな薄い1枚のパッドでそんな変わらないんじゃ…」と思っていたんですが、しっかりした着用感に変わりました。
同じ悩みを抱えてる方には、
自信を持ってオススメできます。
革靴は、このくらいの自然な光沢が好みです。
皺もいい感じに入って来てくれてます。 pic.twitter.com/MgnsvWNWEp— なゔ (@nerve_428) 2019年11月14日
タンパッドとシューキーパーは合わせて大丈夫?
サイズ調整も成功した!というところで気分が良くなっていたところですが、とある疑問点がふと頭に浮かんできました。
「シューキーパーってどうしたら良いんだろう…?」
革靴の型崩れや皺伸ばしの目的で革靴に入れておくシューキーパー。
勿論、ぼくもローファーに入れています。
今までは甲が高いタイプで、皺もしっかり伸ばせるタイプのものを使っていました。
しかし、タンパッドを入れたことで、
シューキーパーのサイズも変えないと、革靴自体も伸びてしまうのでは?と考えたんですね。
というわけで、タンパッドを装着した状態でいつも使ってるシューキーパーを入れてみます。
タンパッドも圧迫されててすぐダメになりそう…
皺はしっかり伸びていますが、
大丈夫でしょうか。
気にしすぎかもしれませんが、
靴と長く付き合いたいので気になるポイント。
そこで、甲が低めのシューキーパーを試します。
こちらは無印良品のフリーサイズのシューキーパー。
現在販売されているものではなく、1世代前のものです。
(今の無印良品のシューキーパーはレディーズとメンズでサイズが別れてて、少し甲が高め)
シューキーパーを入れるとこんな感じ。
タンパッドを圧迫してる感じはなく、個人的にはいい感じ。
非常に分かり辛いですが、
先ほどのシューキーパーより甲の張りはないように見えます。
ただそのぶん、皺を伸ばすという目的だとちょっと物足りないかも?
でも、「パツパツで革に悪いかも…」という不安を抱えるよりは良いかな…
という精神衛生上の問題から、一旦こちらのシューキーパーで様子を見てみます。