【比較あり】キュレルの日焼け止め、UVエッセンスをレビュー|他のUVカットシリーズとの違いも
これが、愛用の日焼け止めです
「日焼け止め=最強のエイジングケア」と言われているらしいので、ぼくは必ず毎日日焼け止めを塗るようにしています。
そこで今回は、
愛用している日焼け止め『Curel(キュレル)』のUVエッセンスをご紹介。
- 「この日焼け止めの何がいいのか?」
- 「キュレルの他の日焼け止めとどう違うのか?」
など語っていこうと思います。
キュレルの日焼け止めシリーズと、それぞれの違い
キュレルは乾燥性敏感肌の方向けの、花王の化粧品ブランド。
セラミドなど保湿の重要成分を使った製品が特徴で、コンセプト通り敏感肌の方でも安心して使えるので、根強いファンも多いです。
そんなキュレル、日焼け止めだと以下4つの種類があります。
「それぞれどう違うの?」について触れておきます。
各スペックを表にすると以下の通り。
デイバリアUVローション | [価格]¥1,650 | [容量]60ml | [SPF/PA]50/+++ | [用途]顔&からだ用 | [紫外線防止成分]紫外線散乱剤 | [化粧下地]× | [落とし方]メイク落とし | [使用感]すっとなじむローションタイプ | |
UVエッセンス | [価格]¥1,650 | [容量]50g | [SPF/PA]PA/++ | [用途]顔&からだ用 | [紫外線防止成分]紫外線散乱剤 | [化粧下地]× | [落とし方]洗顔&メイク落とし | [使用感]ウォーターベースでベタつかずみずみずしい、潤いエッセンスタイプ | |
潤湿保湿 UVクリーム | [価格]¥1,650 | [容量]30g | [SPF/PA]30/+++ | [用途]顔用 | [紫外線防止成分]紫外線散乱剤 | [化粧下地]○ | [落とし方]洗顔&メイク落とし | [使用感]濃厚なクリームタイプ | |
潤湿保湿 UVミルク | [価格]¥1,650 | [容量]30ml | [SPF/PA]30/+++ | [用途]顔用 | [紫外線防止成分]紫外線散乱剤 | [化粧下地]○ | [落とし方]洗顔&メイク落とし | [使用感]さらっと軽いミルクタイプ |
主な違いとしては、
「体に使えるか」
「化粧下地として使えるか」
「質感がどう違うか」
といったところでしょうか。
上記表から、各製品のオススメな人をざ〜っくりまとめると以下の通りかと。(独断と偏見)
- デイバリアUVローション
→アウトドアシーンに&体にも使いたい
amazonの口コミはこちら - UVエッセンス
→日常シーンで&体にも使いたい
amazonの口コミはこちら - UVクリーム
→化粧下地に使いたい&保湿力が欲しい
amazonの口コミはこちら - 潤湿UVミルク
→化粧下地に使いたい&サラッと軽い質感が好き
amazonの口コミはこちら
キュレル自体が優秀なブランドですし、それぞれ信頼できる日焼け止めだと思うので、好みの質感や使いたいシーンで選ぶと良いでしょう。
UVエッセンスを選んだ理由
ぼくは、キュレルの日焼け止めシリーズから、UVエッセンスを選びました。
SPFとPAは潤湿シリーズと変わりませんが、ぼくはメイクしないので化粧下地の用途は不要でした。
公式では「ウォーターベース」と謳われていますが、少しコックリとした質感。でも手に伸ばすとサラッとする独特な感じ。
ぼくがUVエッセンスの良いと思うところを挙げると、以下の通り。
- 日常使いに適したSPFとPA
- ケミカルフリー処方で敏感肌に優しい
- 花王ブランドの信頼感
- どこでも買えて、ほどほどの価格
それぞれ詳しくお伝えしますね。
日常使いに適したSPFとPA
UVエッセンスは「SPF30/PA+++」という、日常使いに適したスペックになっています。
ぼくはアウトドアな趣味もなく、基本的にオフィスワークなので、日常的な紫外線を防げればいいんですよね。
ちなみに、SPFとPAについての説明は以下の通り。
- SPF
-
日焼けによる炎症(赤み)の原因になる「UVB」を防ぐ。数字で表記されて、大きくなるほど効果が強い。50以上になると「50+」という表記になる。
- PA
-
黒みやシワ、たるみの原因になる紫外線「UVA」を防ぐ。「+」の数が多いほど効果が強い。「++++」が一番強力。
つまり、防げる紫外線の種類が違うってこと。
SPFとPAの数値の基準としては、以下の図が参考になります。
上記のとおり、強い数値になると紫外線をしっかり防げるんですが、そういったものは肌への負担が増えたり、洗い落としにくくなったりするので、選びたくなかったのです。
ケミカルフリー処方で敏感肌に優しい
ケミカルフリーというのは、紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めを指します。
紫外線の防止成分には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があるんですね。
- 紫外線吸収剤
-
紫外線を吸収して化学反応を起こすことで日焼け止めを防ぐ。
「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」や「メトキシケイヒ酸オクチル」などの成分を使ってる。 - 紫外線散乱剤
-
紫外線を肌の上で反射させて日焼けを防ぐ。
「酸化チタン」や「酸化亜鉛」という成分を使ってる。
つまり、紫外線を「吸うか?」「跳ね返すか?」という違い。
このうち、紫外線散乱剤(ケミカルフリー)の方が肌に優しいとされているそうな。
紫外線吸収剤は体内の血液にまで到達するというニュースも報じられていたので、こだわりが無い限りは紫外線散乱剤を使った方が良いんじゃないかと思いますね。(血液に到達することによる影響まではわかっていないようですが)
UVエッセンスを含めキュレルの日焼け止めは全てケミカルフリー処方なので、安心して使うことができそうですね。
花王ブランドの信頼感
実は、日焼け止め選びで"大手メーカーのものを選ぶ"ということは非常に重要らしいんです。
そのことを知ったきっかけは、以下の動画。
こちらのチャンネル、元化粧品研究職ということでスキンケア商品についてしっかりした根拠を元に解説してくれるので、非常に信頼できる情報を発信されています。
日焼け止めについても参考にさせて頂いてたんですが、この中で以下のようなことを仰られていました。
「日焼け止めのSPF表記は、実は正しくない可能性がある」
いや、結構衝撃的ですよね…
その理由は、「日焼け止めは販売される前に試験機関に委託して試験しているが、SPFの試験結果を不正しちゃっていた機関があるから」とのこと。
自分で調べてみたら、たしかにそのようなニュースがありました。(英語のニュースです)
じゃあ「全ての日焼け止めの表記が嘘なの??」というと、そうではなくて。
試験機関も複数あって、どのメーカーが不正していた機関に委託していたのかは不明なので、まぁ多くは正しい表記になっているんじゃないかと。
しかしやっぱり、"自社でしっかり研究開発している大手メーカーを選ぶのが無難"という話になるわけなんですね。
この点を考えれば、
キュレル(花王ブランド)の信頼感は選ぶ理由としては十分だと思います。
どこでも買えて、ほどほどの価格
キュレルは基本的にどこのドラッグストアでも購入できます。
テスターがあれば試したりできるし、仕事帰りにサクッと買えちゃうのも良いところ。
価格も50gで¥1,650と、まぁ手が届く価格。
プチプラよりはちょっぴりお高いかもですが、、体に塗るものだし、「安い」ってだけでテキトーなものを選ぶより信頼できるものを買う方が良いんじゃないかと思っています。
リニューアル後の違い
実はキュレルの日焼け止めシリーズ、2021年2月にリニューアルされてました。
主な変更点としては、
PAが「+++」から「++」に減ってしまったこと。
これだけ見れば、単純に改悪ですよねー…
一応、保湿力も上がったらしいんですが、、「そこは日焼け止めに求めてないよ〜」っていうのがぼくの意見なんですけど…どうでしょう?
正直なところ、
「これは残念なリニューアルだな…」という感想です。
オルビスに乗り換えました
2021年夏、追記。
上記の改悪を受けてオルビスの日焼け止めに乗り換えました。
ほぼ同価格帯で似たようなスペックということで、よく比較されるやつ。
ぼくが両者を使って感じた違いは、以下4つですね。
- PAの値
- 質感
- 肌の仕上がり
- 落としやすさ
具体的な違いを表にすると以下の通り。
ブランド名 | キュレル | オルビス |
PAの値 | ++ | +++ |
質感 | こっくりしてる | シャバッとしてる |
肌の仕上がり | トーンアップする感じ(白浮きっぽくなることも) | ナチュラルな仕上がり(油分のテカりを感じることも) |
落としやすさ | ちょっと落としにくい | 水っぽく落としやすい |
それぞれ一長一短なんですが、使用感やPAの数値を優先してオルビスに乗り換えたのでした。
オルビスの詳細については、
以下の記事をご覧いただければと思います。
まとめ
以上、キュレルの日焼け止めの違いやUVエッセンスの魅力などについて解説してきました。
今回の内容をまとめると以下の通り。
- キュレルの日焼け止めラインナップは、主に「化粧下地に使えるか」「体に使えるか」という違い
- UVエッセンスが一番、日常使いに適してると思う
- ケミカルフリーで安心して使えるのも魅力
- リニューアルでPAが下がって残念…
- オルビスに乗り換えました(←追記)
「どんな日焼け止めが良いか?」ってのは体質や好みにもよるので、バシッと答えを出すのは難しいんですが…
今回の内容が、日焼け止め選びの際の参考になれば幸いです。