洗濯槽を純正クリーナー「SK-1」で掃除してみた
洗濯槽を洗う
お洗濯と清潔感あるファッションは切っても切り離せない関係なので、「洗濯はちゃんとやってるよ」って方も多いでしょう。
しかし意外と見落としがちなのは、洗濯機そのモノのお掃除。
考えれば当然ですが、服を綺麗に洗うには洗濯槽も綺麗じゃないとダメですよね。
まぁそうは言ったものの、
「どうやって洗えば良いの?」
って話。
そんな訳で今回は、漂白剤の違いや『SK-1』を使って実際に洗濯槽を掃除してみた様子をお伝えしていきますね。
洗濯槽クリーナーの種類と特徴
洗濯槽の洗い方を簡単に説明すると「槽洗浄モードで洗浄剤を使う」ってだけなんですが、
重要なのは使う洗浄剤の種類。
洗浄剤には大きく分けて以下の二つがあります。
- 酸素系漂白剤
- 塩素系漂白剤
それぞれ特徴があるので、
まずはそれを軽く説明しておきますね。
酸素系漂白剤の特徴
成分に「過炭酸ナトリウム」の表記があるものが酸素系漂白剤にあたります。
最近流行り(?)のオキシクリーンもこの酸素系漂白剤。
色物の衣類の除菌に使ったり、
お掃除に使ったりと、
幅広く使えるのですごく便利なんですよね。
そんな酸素系漂白剤、
洗濯槽の洗浄剤としては以下のような特徴があります。
- 安価
- 汚れを剥がす力が強い
- カビが浮いてくるので、効果が実感できる
- 洗濯機によっては使えない
- 浮いてくるカビを掬う手間が必要
- 洗濯機によっては使えない
Youtubeでカビが無限に浮いてくる動画もあるように、効果が目に見えやすいのが良いですね。
積年の汚れが浮いてくるのは快感ですが、
浮いてきたカビを取るのが非常に手間ですね…
でも槽洗浄以外にも幅広く使えるので、
とりあえず持っておいて間違いは無いヤツです。
塩素系漂白剤の特徴
対して塩素系漂白剤は、
成分に「次亜塩素酸ナトリウム」と表記があるものが対象です。
かの有名な(?)キッチンハイターとかもこの塩素系漂白剤。
塩素臭いし、色物衣類などに使ったりできないですが、その効果は超強力です。
「ここぞ!」という時に使うのはこっちの塩素系漂白剤ですよね。
塩素系漂白剤を洗濯槽の洗浄に使うと以下のような特徴になります。
- 高価
- 高濃度な効果でカビを溶かす
- 洗浄するときの手間が少ない
- ほぼ全ての洗濯機に使える
- 匂いはキツいので換気が必要
塩素系ではメーカー純正の洗浄剤が一番効果があるんですが、割高なのがネック。
1本が約¥2,000で1回分なので。
ただし、酸素系に比べると格段に楽ちんなのが嬉しいところ。
洗濯槽にドバーッと入れて待つだけ。
面倒臭がりな方には塩素系がオススメです。
※塩素系漂白剤は市販で500円以下くらいの安いモノもありますが、あれは濃度が薄くて効果がイマイチなことが多いです。2週間に1回とか定期的に使う分には良いと思うんですが、しっかり洗濯槽をキレイにしたいならメーカー純正の洗浄剤を使うことをオススメします。
実際にやってみる
実際に洗濯槽を洗った様子をここからお伝えします。
ぼくが使ってる洗濯機は日立のビートウォッシュ。
縦型乾燥機タイプで、
2018年の11月頃に新品で購入しました。
このビートウォッシュ、
槽洗浄で酸素系漂白剤が使えないというちょっとしたトラップ(?)があります。
説明書にも「泡立ち過ぎるからダメ」としっかり記載されてるので、
使うのは塩素系漂白剤1択になってしまうんですな。
なので今回は、塩素系の日立のメーカー純正クリーナーを使用していきます。
ちなみに、日立以外にもメーカー純正の洗濯槽クリーナーを販売していますが、中身は全く一緒らしいです。
なので洗濯機のメーカーに合わせる必要はありません。
手順を確認
じゃあ実際にやっていきましょうね。
と意気込むものの、塩素系漂白剤の洗浄はめちゃくちゃ簡単。
手順は以下のとおり。
- 電源を入れる
- 「槽洗浄コース(11時間)」を選ぶ
- 洗濯槽クリーナーをブチ込む
- 蓋を閉めて「スタート/一時停止」ボタンを押す
これだけ。
塩素系漂白剤ならではの楽チンさですね。
(説明書に書いてることをそのままやるだけ)
あと、伝えておいた方が良さそうな注意点としては、
- 40度以上のお湯は使っちゃダメ!
- よく換気する!
- 絶対に1回で全部使い切る!
くらいかな。
説明書には他にもウダウダ書いてますが、
常識で考えればダメなヤツばかりです。(飲むな、とか)
最初はお湯を使った方が効果的かと思ってたんですが、異臭が発生する可能性があるみたい。
やっぱり説明書はちゃんと読むべきですね…
あとはダイジェスト。
あとは11時間待つだけ。長っ。
堪え性が無いので、
途中でチラッと開けてみました。
なんか黄色いですが、
これは洗浄剤の色のせいですね。
しっかり綺麗になってくれよ〜。
結果は…地味?
長〜い11時間が経ち、何事もなく終了。
臭いの方もそんなに気にならず、
別の部屋で過ごしながら換気扇を点けてれば問題ないくらいでした。
一応やる前の状態を写真で撮ってたので比較してみますが…
水滴のウロコが取れて、
なんとなく綺麗になってるように見えますね。
(角度が違ったり、写真がブレ気味で分かり辛いですが)
まぁそもそもそれほど汚れてないし、
洗濯機も割と新しいので、
それほど大きな効果は見えないですよね。
塩素系漂白剤の効果を目で見たい方は、
アマゾンの商品レビューで衝撃的な画像がいくつか載ってたのでそちらをどうぞ。
ブログ目線としては地味な結果になっちゃった気がしますが、まぁ現実はこんなもん。
これが酸素系だったら、
もっと騒げたと思うんですけどね…
「手間でもしっかり効果を感じたい!」
という方はやっぱり酸素系漂白剤がオススメ。
目には見えなくても、大事
見た目の結果は地味でしたが
今回本当に掃除したのは洗濯槽の裏側で、
直接目には見えない部分なんですよね。
こうやって地道にお手入れをすることで、
洗濯機も服も清潔に保てるのです。
目に見えるファッションを楽しむのも良いですが…
その前にやるべきことをやって、
「あの人オシャレなのに服が臭い…」
なんて悲劇を防ぎましょうね。
2021/12/07 追記。
リニューアルした商品「SK-1500」についても記事にしました。
ぜひ、合わせてご覧ください。